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服従。

西洋近代国家以前の政治権力は支配している人間の服従を重視していた。勿論だが経済的に繁栄するのも重要だが、数百年にわたり首尾良くいくケースは殆ど見ない。民主主義をベースとする西洋近代国家以降の国家は市民を服従させると言うより政治参加させる側面に重点を移した。それは経済的繁栄の前提条件とでもされることになった。それで20世紀に入ってからは、多数の国家の領域で活動をする多国籍企業の勢力が拡大していてGAFAにまで至る。そうなると企業の側が国家をcontrolする側面も出てくる。国家としては企業に服従をしてもらいところだろうが、上手くいくかどうかは分からない。