F-nameのブログ

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満足。

ミクロ経済学の根底にある概念に「効用」というものがある。大雑把な意味としては、人の持つ満足度、という意味である。例えば飲み会での最初のビールは誰でも(アルコールが全く駄目な私のような人間は含まないが)プハーと大々的に満足するから効用は高く、2杯目以降は満足度は低くなるから効用は縮減する、などと表現する。この効用という概念を前提にしてミクロ経済学の理論は構築されている。なのでこの概念は無理矢理にでも頭に入れないと何も知識は身につかない。しかし極めて曖昧模糊としたものに若い頃の私は感じられた。まあ曖昧模糊としているのは法律学の用語もそうだけど。