F-nameのブログ

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刑罰。

横浜市の病院で入院患者3人の点滴に消毒液を入れて死亡させたとして看護師が殺人罪などに問われていた裁判員裁判があった。検察官の求刑は死刑。命を奪われた被害者が複数で犯行に計画性があったことからも、量刑の相場としては妥当なところと考えられていた。それで判決では被告人の責任能力を認めた上で、量刑は死刑ではなく無期懲役とされた。被告人に自閉スペクトラム症の特性があったのをどう判断するかは議論になったが、判決文では特性があるからと言って責任能力が欠けているということにはならないとしている。後は量刑が議論になるところである。裁判員裁判なので裁判員の判断も絡む。なお検察と被告双方が控訴していて高裁での裁判が行なわれることが決まっている。高裁では裁判員裁判ではない。