今日9月8日で、安倍元総理が凶手にかかってからちょうど2ヶ月になる。元総理の国葬の準備が進行しているが、今の段階では、実際に国民総出で弔うことにはなっていない。少なくとも国葬に肯定的ではない人間は、世論調査のデータを参照しても少なくない言える。費用は国が負担するのだが、後になって支出額が増加することになった。なので疑念を抱く方もいらっしゃる模様である。
私個人としては国葬でも良いと考えている。費用は現時点で16.6億円になるが、さほど負担が多い訳でもない。各国の人間が集うので、外交をするにも都合が良い。しかし釈然としないのは、国葬が吉田茂元総理以来のことであること。確かに外交の面で安倍元総理は成果を出されたのは皆が認めるだろうけど、吉田茂元総理と同様の貢献があったと言えるのだろうか。正直なところどうなんだろう?日本を焼け跡から復活させる人だったからこそ、吉田元総理の国葬は受け入れられたのだから。
なお1980年に、大平正芳総理は任期中にお亡くなりになられたが、国葬にはなっていない。