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DV被害者の声ー求められる支援のありかたとはー(放送大学特別講義)

友人にDV被害者がいる。何か支えになれることが無いかを探らなければ。

 

当事者運動。聞き取りの大切さ。ソーシャルワーカーは当事者の立場に立つ人。DV防止法。30条の短いもの。女性や子どもの支援に大きな役割を。インタビュー。当事者の。一般化は出来ない。あくまでAさんの経験だが、学ぶべきものは沢山ある。精神的暴力などに長年苦しんできた。家庭生活を維持しようとしたが、限界を感じて逃れる決断をする。家を出るまでの。初めは無視というか、気に入らないことが?気が収まるまで理由も言わず無視。かといって普通に話しかける。変わった性格?気に入らないと部屋から締め出す。実家に帰ったりしていた。ちゃんと謝ってないなどと言われる。何をしたら良いか分からない。うつ病を患っていたので、その症状と思いやり過ごしていた。子供が産まれて喜びもあった。夫にかまっているわけではなかった。仕事をするようになってから家に帰るのが怖くなった。子供に対しても躾の問題。言葉で責めたり。蹴ったり。庇ってあげれない。病気のことがあったので知り合いの人に話したりしても、旦那さんの方が大変と言われる。自分の感覚が自己中心的?他の人にも話せなくなる。治ってほしいという思いが。病気も悪化して状態が良くない。子供会のソフトボール、監督でもない立場で行動を指摘したり色んなところに怒りを。宗教団体にいってイチャモンを。右翼の街宣車に話しかける。行動がおかしい。眠れない状態が。イラつかせることを言ったから?職場にも電話をする。追い詰められる。身体の方も色々と。めまいなど。このままでは何も出来なくなる。夫か子供かの選択。子供と一緒に家を出ることを選択する。身体的な暴力。引っ越しなど。子供が騒ぐと叩かれる。手をあげられたり。しかし言葉でなじられることが大きかった。長い年月が重なる。公的な機関に電話相談を。主人との様子を。DVなんですかと確認。DVですと言われる。具体的行動よりも確認をしたかった。病気じゃないんだったら治らない。恐怖も湧いてくる。このままでは何も良くならない。次へのキッカケに。自分の家庭だけで起こっていると思ってしまう。言い方が悪いのかと思う。けれど何が悪いのかは分からない。出かけるのも嫌に。子供も可哀想。別れようと決心したターニングポイントは?胸ぐらをつかまれたのが大きかった。殴られたら逃げ出す気力がなくなる?両方共やっていけない。子供を置いていったら大変。本格的に日常的に暴力を振るわれたら逃げ出せなくなりそうで。どのように支援するかの視点で。夫はうつ病を発症。夫を支えるのが役割?単純に加害者と片付けられない。DVともはじめから決めつけていない。理解する努力を重ねたが、治療の側面だけ受け止めるのは限界が。子供にとっては父親との生活を止める必要があった。電話相談を。子供と女性の人権を。DV。外に向かって一歩踏み出す。全ての相談は複雑な問題状況を。一旦は実家に身を寄せる。安全な場所に行くため行政の相談に。とても良いサポートを。次の準備するから、翌日にはシェルターに移動。長くいられないので入居の手続きが終わるまで。児童扶養手当の手続きなども早いようにしてもらえる。緊急事態だからと。警察にも行って接近禁止を。その人が動くことで色んなことがあって困ったなという話になるので急いでもらえたのだと。戻ったりする人の気持も分かる。別れて運が良かった。DV、身体的暴力だけではない。怒鳴られたりコントロールされたり。言葉による精神的な暴力が。抑圧の。支援者の理解が必要。言葉の暴力は軽くない。心理的ダメージに気が付かない。一刻も早く逃れる決断を。不安や経済的問題に躊躇いが。時間をかけて待つ相談員のゆとりも必要。夫婦喧嘩の認識で捉えられてしまう。相談員の同行しての説明が行政には必要。医療支援や保護支援の手続き。司法支援。離脱手続きや学校保育園の手続き。被害者は精神的に混乱を。はじめての経験。代わって手続きをする必要性。無力感を抱えている。事実を話すのに恥ずかしさが。当事者を前に問題だと二次被害を。特別な状況にあると認識を。子どもの問題。児童虐待が7割。民間シェルターを経て母子避難施設に。相談員は自分の役割を繋ぐ。繋ぎ方もポイント。ネットワークの力が福祉の力に。情報共有を。母子生活支援施設に。相談員も何度か訪ねてくださる。友達も無くしどうしていいか分からず。母子寮に。他に行くところも無かった。初めに面接みたいなものがある。調査されているような感じ。休まるところではないと感じる。厄介者でないかチェックされている?支援してくれるところではない?部屋も古くて狭くて。安心だったけれどいろいろ大変そう。規則というか色々細かく。守れるのが条件みたいな感じ。先ずはやってみようと。部屋に一方的に事務所から放送が。一斉にかかる。聞かないということがない。新型インフルエンザの際に事務的な話が。勘弁してほしい。生活能力と言うか管理能力がないと思われている?何時からなになにしてくださいね、と言われて、自己管理できていないからこんなところに来ることに、と言われているようで。同じ利用者とあまり関わらないように言われる。初めはなかなか相談できなくて不安が。けどここでやるしかない。良い面はあった?プラスの面が。自分が体力的にもかなりきつかった。子供の方を支援してくださる担当の方が勉強やイベントなどを手伝ってくださる。自分だけだったら子供も寂しい思いをしたのではと。子供を見てくれる人が学校の先生以外にも。受験などの時期に関わってくださる方も。管理されているという思い。当事者だからこそ。一定の管理は避けられないが。不自由にも。施設のアナウンスも日常生活から考えればありえないこと。近年は改善が進んでいるが。門限などの規則に従うことは当然と思われ不快感が。相反する複雑な様相を。見落としている問題に気づく。沢山の母子寮があったが減少して少なくなった。母子生活支援施設に。全国で233施設。各施設に救護室も設置を。入居している母子世帯の問題も異なる。きめ細かい支援が必要。心の支えに。DV被害者の親子に向けたYWCAの支援プログラム。モデルだったり人生を見つめるプログラム。子供もこれから変わっていけると。自分でも自信がなかったが、これから変わっていけるとメッセージが。元気になれる。同じ体験を持つ人の話を聞いたり話したり。少し前に別居した人も。大変だけど次につながっていけると。自分も変わっていけるかも。全く関係がない人よりも説得力が。やっていこうかと。辛い話もするが、落ち込むよりも次の事につなげたいと。これまでの人生をロープの上で。大変な時期は岩を置くなど。辛い時ばかりではなく、夫と暮らしているときよりもっとよくなれる。小物を作ったりクリスマスのカードを作ったりお茶をしたり。これまでと全然違う体験。凄く充電する。経済的給付から経済的自立に。DV防止法による基本モデル。しかし枠組みに拘ると現実が見えてこない。心理的問題に目を向けて繋いでいく。ワークショップの意義。何もしないで待つのではなく、プログラムや地域連携を。被害者の女性は個人的努力を。高いアンテナで受け止める。直ぐに逃げないと本気度が足りない?生活を手放すのは難しい。受け止める力から。専門的知見が必要。社会資源の情報や行政手続きの知識、一緒になって動く。時間をかけて支援が出来ていないのが現状。支援の定形はない。逃げない支援。社会福祉の人に重要な。個別性の尊重。深いホスピタリティを持つ人間として。社会的システム。人間としての力。保つ力に着目。支援する人、サポートする人に当事者として何を望むか。どういう状態かを聞いてほしい。サポートの選択肢、次のことを一緒に探してほしい。一緒に寄り添ってもらえるのが有り難い。それぞれ自分の生き方が。支援の軸になる。