補助輪なしに自転車に乗ることが子どもの頃は苦手だった。まあ補助輪があれば乗れるのだから、日常的には用が足りている訳であるのだが、やはり小学生の間ではかっこ悪い。まずは左右のバランスを意識しないといけないのだけど、それだけではいけない。前に進む勇気が必要。ある程度の速度がないと左右どちらかに傾いてしまう。つまり無意識にバランスが取れていて前に進むことに意識を傾けることが必要。この無意識というものが難しい。しかし無意識下に沈めると不思議なものでバランスが取れるようになる。小学生は無意識の必要性を補助輪なしの自転車に乗ることで身につけるのではないかと考える。このことは少なくとも高校入試の勉強には役に立つし、ゆくゆくはどのような能力を身につけるのにも有用。