F-nameのブログ

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臆病。

中島みゆきと言うシンガー・ソング・ライターの曲の中に「世情」という歌がある。金八先生のドラマに挿入されていた、と言えば分かる人も多いかもしれない。その中にこんな歌詞が。「世の中はいつも臆病な猫だから たわいのない嘘をいつもついている 包帯のような嘘を見破ることで 学者は世間を見たような気になる」私は中学生の時にそんな言葉に触れ、学問にも限界はあるのではないかと朧気ながら感じ取った。あくまで世間を見たような気になるだけで、世間を見れる訳ではないのだと。だとしたら、学問はあくまで利用価値のある一種の道具と見做した方が良いのかもしれない。かなりシニカルな見方だけど。