F-nameのブログ

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悪徳。

また青木雄二先生の「ナニワ金融道」の話になる(あのなあと思う方はコンビニでも最近は売られているので立ち読みをしてもらいたい)。帝國金融の顧問弁護士として悪徳栄先生が出てくる。「悪徳の栄え事件」から名前は引いてきたのだろう(知らない方は検索されたし)。外見はかなり胡散臭い。帝國金融の社長から手腕は高く評価されているらしい。まあ主人公の灰原達之がトラブルで警察に捕まった時には、何とか釈放されるように動いたらしい。それを自分の手柄として灰原から弁護料を分捕ろうとしている。しかし警察も馬鹿ではないから、関係者の供述の裏取りをして、その上で釈放の判断をしている。なので何処まで悪徳弁護士が貢献したかは明らかでない。それに顧問弁護士なら顧問料が入る筈だから、刑事弁護も顧問契約に含まれないのだろうか。まあ灰原の私的なトラブルなので彼から弁護料を取るのも頷けるかもしれないが。