F-nameのブログ

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卑怯な。

平安時代の末期に源平合戦(源氏と平家の武士集団同士による一連の戦い)の内、最後の戦いとなったのが壇ノ浦の戦いである(この戦いで平家は滅びた)。この戦いは海戦なのだが、源氏の指揮官の源義経が平家の水夫を攻撃したのが勝利の要因とされることがある。それをもとに義経は卑怯者だという印象論が語られる。確かに非戦闘員を巻き込むのはどうかとも思わなくもないが、平家の船を操る人間を攻撃するというのは、ある意味で戦いに勝利する為なら当然の行為ではないかと思われる。