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心理・社会的モラトリアム。#倫理用語集

青年が社会への参加を猶予されている期間の意味内容としてエリクソンが用いた用語。昨日書いた通り「モラトリアム」は元々は金融分野の用語であり、それと区別して使われる。どのような参加をするか考えるために自己探求をするなど必要なことを青年期では行なうことになる。しかし厳密には自己探求などをしながら、各種学校の何処に進むかも考えることが必要である。特に医療系の職に就くことを志望するとなると、18歳の段階で大学の学部などを決定しなければならないことも多い。もちろん、大半の大学の学部なら一定程度は志望の自由度は確保出来る。私の進んだ京都大学法学部はかなり自由度が高い部類に属した。しかしながら法学部からは大変な進路を選択するようなことはある。私の友人は法学部を卒業してから国立の医科大学に進んだが勉強は大変だったようである。