物質の基本となる要素が原子と呼ばれる(近頃ではもっと分割して扱っているが)。原子の核として陽子と中性子があり、更に陽子と同じ個数(但しイオンでは数が変わるが)の電子が核の周りを回っている。これが原子の構造である。陽子と電子が同じものは1つの元素とみなすが、その同じ元素でも、中性子の数が違うので質量数も違うものがあり、これをアイソトープ(同位体)と呼ぶ。なお主に実用に供されているのは放射能を出すものであり、これらをラジオアイソトープと呼ぶ。医療や宇宙開発に用いられる。
なおコトバンクに図表が載っていたので紹介する。