力強い様を言う。使われている漢字の意味から、生物種のオスにしか使われないのかと言えば、そういうことでもない。日本神話で、神功皇后という人物が妊娠していながら現在の朝鮮半島に攻めていったという伝説がある。彼女は確かに雄々しいと言えるだろう(攻められた側は悲惨だったと思うが)。そのせいか、神功皇后を、皇后にもかかわらず天皇と見做した時代もあった。まあ神話の中なので、どこまで史実だったのかは分からない。一つ言えるのは、古代から日本の勢力は朝鮮半島を無視することは出来なかったということであろう。何しろ対馬からは目と先であるので、進攻するのも容易ではある。ただ事例は少ない。もしかしたら日本側が半島に攻め込んだ方が多いかもしれない。いずれにしろ地理的条件が変わらない限り付き合っていくしかない。