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メリット。

労災保険料を算定する際にメリット制という言葉を聞いたことがあるだろうか。事業の種類により保険料は異なる。そして事業者により労災事故の頻度も違う。労災事故が少ない事業所には保険料を低くして、多い事業所には保険料を上げるのがメリット制と呼ばれる。この制度もあり労災事故の皆無を期すのが本来の常道。特に建設現場では安全第一という標語が揚げられているのを見た人は多いと思う。建設業も労災保険料が高い事業なので、事故があるかないかでコストもかなり違ってくる。これが嵩じて労災隠しというのを時々見かける。健康保険で医者にかかるのだが、後で労災となると医療機関の事務処理がかなり面倒臭く嫌がられる。そしてれっきとした犯罪行為でもある。