経済学者のガルブレイスが書いた「不確実性の時代」(原題は"Age of Uncertainty")が日本でベストセラーbest-sellerになったのは1978年のことである。私はまだ小学生だったが、大々的に新聞で取り上げられていたのを憶えている。この頃からか社会は不確実であるとの論調が盛んになっている。最近ではVUCAというのがバズワードbuzzwordになった。つまり年がら年中、確かなものは無いと言っておけばカタチになる(正鵠を射るとは言わないが)様相になっている。なお経済を見通す上に唯一アテになるのは人口統計である。昭和の終わりには日本は人口減少社会になるとの予測がされていて外れていない。
