地域ぐるみで取り組むのは必要だと思う。自分の地域でも模索してみたい。
気候変動問題、既に顕在化。温室効果ガスに対する、緩和策と適応策。地方自治体の課題に。
気候変動問題の基礎的なところ。温暖化問題とどう違うか?温室効果ガスの濃度が影響。人間の活動によって濃度が高まる。地球全体の気温が上昇。実際には気候システム全体に影響して副作用が。平均気温の上昇。永久凍土が溶けて地球のメタンが大量に放出。温暖化懐疑論が特に日本で強い。IPCCによると疑う余地はないとのこと。上昇幅の半分以上は人為的な疑いが強い。メカニズムが解明されるまで何もしなくて良いのか?過去の分析が重要。数十年先に証明がされても、何もしてなければ大幅な影響が出る。気候変動対策は今必要。科学的証明が完全には為されていなくても。予防原則。遺伝子組換えや原子力発電所の問題も同様。科学で解明されるまで何もしなくても良い、という考えはあるが、予防原則に照らせば問題。IPCC。所与のものとして政治の世界では受け入れられている。科学の世界と政策の問題とは分けて考えるべき。メカニズムの問題を現場に持っていっても仕方がない。まだまだ先の問題?農業の世界では影響が出ている。農林業の現場では、落葉広葉樹が置き換わったところが。積雪が少ないのでイノシシの頭数が増えている。森林の火災も増加。都市部でも影響。夏季のクーラーの稼働率が上がっている。気温上昇は貧困層では生命の危機に。豪雨の増加が深刻。気候変動問題に対する取り組みは?パリ協定。国際社会では枠組みが出来上がっている。日本では?正直鈍い。パリ協定は17年に発効したが、それまでに日本は批准出来なかった。目標を国連に提出しているが。気候変動問題に関しての具体的対策は、何でもそう言えそう。道路の建設も温暖化対策に。議論の整理を。気候外力。直接的な影響。感受性。地域の環境が影響。エアコンで伝統的な家屋。気候災害。気候外力を高めないようにするのが主、緩和策。影響に備えるために感受性を低くする、適応能力を高める。適応策。緩和策は人間が加害者と捉える。適応策は被害者。対策の優先順は?やれることが多岐に渡る。費用対効果の高い対策から。費用のことを考えないと国家財政が破綻する。経済水準を維持しつつ環境目標の達成を。92年にはリオデジャネイロで「持続可能な発展」概念。経済成長との両立。特に途上国は。費用負担が重すぎればエネルギーが供給不安定に。対策コストの財源は?あまり費用がかからないものも。12年から化石燃料の使用に公平に負担する税を導入。国外で排出量を減らす。京都議定書やパリ協定。排出許可証取引制度。排出権取引制度。社会全体としての制度。途上国の発展にもなる。国際協力の一種。元々は硫黄酸化物の対策について。漁船に漁獲量を割り当て、余剰量を取引に。
緩和策。年間排出量を減らすことと、温室効果ガスを大気から取り除く。二酸化炭素の量を減らす。化石燃料から再生可能エネルギーや原子力に、効率を高める。別のリスクを伴うものも。バイオマスエネルギー。特に木材。木質バイオマスは注目。エネルギー消費の削減。クールビズ。文化を変える。いつも意識する活動は長続きしない。服装に対する文化を変えることが大切。建物の問題も。家電の消費電力を下げることも。買い替えの際に意識するだけで。社会全体の雰囲気を。
適応策。80年代90年代から提唱はされている。敢えて全面に出さなかった?しかし現実は進行している。最大限に緩和策を取ったとしても気候変動は避けられない。緩和策に加えて適応策。気候が変わると何が具体的に影響?地域資源が問題。地域に固有なもの。気象条件。釣りなど。スズキが月見の時期に無くなる。文化の問題にも。省庁ごとに対策を取りまとめる。地域ごとにも対策を。地方自治体でまとめる。都道府県や政令指定都市。気候モデル。気候予測。堤防を高くするなど。3つのレベル。防御。防波堤を高くしてリスクをゼロに。防御がしきれないと避難所や避難経路を確保。順応策。減災。しょっちゅう逃げなければならない?場所を見直す、転換策。レベル3を視野に入れる。防御順応転換。どう順応するか?行政ではなく地域が決める。地域コミュニティが話し合って。コミュニケーションが先決。コミュニティのテーマを。防災コミュニティなど。全体の関係性や意識を高める。「環境コミュニティ大作戦」。気候変動問題も今後は重要な問題になる、取組課題になる?将来予測の問題。やらざるを得ない地域も。脆弱な地域では特に。予測情報を共有。既に影響は起きている。影響を避けるというマイナスな面もあるが、プラスの面も。より良い地域を目指す。地域での適応事例は?住民主導。長野県高森町。干し柿。干す時期に気温上昇でカビが。対策で費用負担が嵩む。特に小規模農家は。より高台に移転。ワークショップで話し合う。何をするかの選択の問題。将来影響は必ずそうなるとトップダウンでするのではなく。地域ぐるみで話し合う。コミュニティ力を高める。
気候変動問題は技術改革でなんとかなる?関心を喚起して雰囲気を作るのが大切。世界全体で取り組む。国内で技術を開発するのも重要。