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情報マネジメントと意匠権・商標権(情報法3)(技術マネジメントの法システム第9回)

知的財産権の組み合わせは奥が深いように感じる。突っ込んで勉強すると面白いかも。

 

designへの意匠権。ブランドへの商標権。活用方法。デザイン戦略やブランド戦略。
情報関連法の知的財産法。特許法や実用新案法。知的財産法の重要性。活用が重要。意匠法と商標法を対象として、効力や活用方法。情報マネジメントとしてどのように経営に活かすか。
意匠権の効力と活用方法。意匠権は創作者に独占的権利を与えて意匠の保護を。意匠権の取得、意匠登録出願。審査を受ける。意匠登録の要件を満たすと意匠登録する旨の査定を。意匠は物品の形状や色彩などの。意匠の物品性。物品についての記載も必要。意匠の形態と物品双方から。意匠の物品性。物品とは無関係なものは意匠登録されない。designと表現することもあるが。単なる模様は意匠ではない。1つの物品と1つの形態がセットになって初めて登録できる。出願公開制度は無いが、意匠は物品の外観であり真似されやすいことから。意匠権者は登録意匠を利用する権利を。類するものにも独占権が。ライセンスを行うことが出来る。意匠権侵害者に差止請求などが出来る。意匠の類似は総合的に判断。意匠の類似性。2つの意匠を比較した時に、形態と物品の観点から。形態の類似。特徴的な部分を重視。創作的価値が考慮される。意匠権の効力。業として。個人的又は家庭内での使用は、意匠権の効力は及ばない。存続期間は意匠登録から20年。意匠と特許を同時期に出願しても、通常は意匠権が長い傾向。外国には権利が及ばない。外国においても法制度の合わせて意匠権の取得などの必要が。意匠権の活用方法。意匠権者が自己利用。他に与えることも出来る。実施権。専用実施権と通常実施権。譲渡担保信託などの活用法も。意匠権の担保。様々な動物の形をした輪ゴム。それらの意匠権に基づいて意匠権担保融資を。3000匹が生息している。情報マネジメント。近年は携帯電話などより広い分野でdesignが求められている。コモディティ化。各商品の差別化が難しく。自己の商品の優位性を保つためにdesign開発による差別化を。ユニバーサルデザイン。全ての人の為のデザイン。出来る限り多くの人が利用可能に。公共空間や公共施設などに導入。意匠権に特有な制度。活用方法。秘密意匠制度。出願された意匠が登録されると公表される。意匠公報が発表されても秘密に出来る。物品の外観であり一目で理解できるので第三者に模倣されやすい。なので第三者による模倣を防ぐ。出願によりデザイン戦略を第三者に知らせないことにもなる。競合企業の存在の場合など。世界戦争の時代に秘密特許制度があったが、現在は廃止されている。関連意匠制度。1つのデザインコンセプトから追加的に創作。意匠のバリエーション。類似関係の可能性が高いが、包括的に意匠登録をすることが出来る。デザイン戦略において重要。キーコンセプトdesignを決めて、派生的なdesignをする場合。意匠群。特許ポートフォリオと共通。知的財産権を強化。部分意匠制度。原則として1つの物品全体に。部分的に特徴がある場合、物品の部分に関する意匠についても登録できる。意匠登録を受けようとする物品の部分に設定したが、あとの部分が創作できていない場合などに。物品の部分のみに特徴がある時に有効。ブランドとデザインを結びつける。デザインをブランド戦略として活用する。部品の意匠との違い。部品は独立して取引の対象となりうる。1物品として取り扱われる。独立して取引の対象とならないもの。サドル全体は部品の意匠。サドルの後ろ側半分だけに部分意匠の設定が可能。複数の物品軍から構成される、例えばスプーンセット。組物の意匠。効力は組物全体として。構成する単体には権利は及ばない。個々の物品の内に1つに独創性があればそれだけで登録するのが有効。生活空間に統一感を。システムデザイン。インテリアデザインについてなど。デザインが重視される傾向が高まる。意匠権の利用を。意匠権に独特の制度。情報マネジメントに重要なものが多い。特有な制度を視野に入れてマネジメントを。
商標権の効力と活用方法。商標法は商標を使用する会社の信用を。商標とは文字などの結合など。種類には文字商標、図形商標、企業商標、立体商標、結合商標など。商品又はサービスを指定商品指定役務に。商標権の効力。それぞれの観点から総合的に判断。存続期間は設定の登録から10年。何度でも延長可能なので永久権とも言う。3年以上使用されないと取り消されることがある。商標の一般名称化。商標としての機能を失う。公衆に商標と認識されるように充分な管理を。用語説明として用語辞典に掲載された場合。WIPO。一般名称になる、辞典の文章中に何年から何年まで生存、商標の墓地。商標権の活用方法。自己実施が一般的。使用権。専用使用権と通常使用権。
情報マネジメントと商標権。企業の優位性を保つためにも企業イメージは重要。商標の活用は経営戦略に重要な要素。会社名商品名サービス名として。コーポレートブランドなど。ブランド戦略の在り方。マルチブランド戦略。同じ製品カテゴリーに複数のブランドを。企業シェアの獲得やリスク分散。ペリエなどのネスレ。ブランド同士が競合関係になってしまう。ブランドの構築が進めづらい。差別化が曖昧に。採用する場合はデメリットを考えて。マスターブランド戦略。保有する複数のブランドの中で親ブランドで展開する。消費者の購買意欲を喚起するドライバーの役割。BMWのファイブシリーズ。1つのブランドに資源を集中できる。依存することのリスクや限界も。両者の折衷的な。サブブランド戦略。個々のブランドのアピールも出来る。管理が難しくなり一般性が保てなくなる。ヤフーBB。CIを導入する企業が増える。商標権を活用するマネジメントが。様々なブランド戦略が。長所短所に目配りを。
意匠法商標法における情報マネジメントの課題。デザインは意匠権、ブランドは商標権に。実際の実務では法律以上の役割が期待されている。意匠権はイメージに影響を与えるのでブランド戦略に重要。コカコーラのボトルは立体商標として登録可能。意匠権が技術と密接な関連を有することが多い。自動車のタイヤは高度な技術でも在る。携帯電話。デザインが利用性のメリットにもなる。技術開発とデザイン開発を一体化するのが有効。知的財産分野に広く関連。知的財産権の複数の権利を視野に入れたもの、知財権ミックス。それぞれ異なる知的財産権が組み合わされて、より協力な権利に。様々なパターンが可能。どのように構築するかを具体的に検討するのが重要。情報マネジメントの在り方。幾つかの手法を紹介。知的財産権全体の中で模倣品が多い、対応策として重要なのが模倣品の予防、常に新しい情報を。具体的な方法の把握を。被害発生時には最小限に押さえる為に早急な対応が必要。知的財産権の活用の促進を。

 

技術マネジメントの法システム (放送大学教材)

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