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協力関係のフォーマル化とインフォーマル化(社会的協力論第3回)

フォーマルな関係とインフォーマルな関係。双方の行き来が必要なのだろうと感じる。

 

集団として行う。一致しないと目的が一致したり手段が一致したりしないと協力活動は存在しない?何故一致するのかに注目。その考え方。インタビューに所沢市役所に。重要なのはインフォーマルな関係。非公式な関係の重要性。
フォーマル活動やインフォーマル活動。別れているものではなく、コインの表裏の関係。表面的に一致していても深い面で一致していないことが。逆もある。各活動がどのように現れるのか。住民と行政がどのように協力し合うか。慣習は長期的に形成。その中で問題が起こった時に、どのようにルールや条例を作るか。フォーマルな関係。AさんとBさんが協力し合う時に。政府組織を作ったり。市場のようなマーケットのような関係。互いに何かを与え相互に利益を得る。Aさんが上に。大きな力が存在できる。企業組織など。最大限に利用したのが近代社会。官僚制度を大規模に利用。フォーマル組織が何故必要とされたのか?大規模に利用するためにルールが必要。ルールを作り出すことが様々な形で可能に。フォーマル組織の発展に。市場の制度。官僚の制度の中で相互利益を得るのは良いこと。上下関係を作って大きな仕事を。市場制度の中では契約というルール。官僚制度では立法や司法が議会などでルールを作って適用する。沢山の人が参加できる形で法制化。フォーマル的な組織の中ではルールが共同の活動の理由をはっきりさせる。活動にcommitmentしやすくなる。肩入れが容易に。動機づけがうまくいく。技術ということが発達。科学技術だけでなく政策的な技術も大きな地位を。技術主義の役割。技術、ルール、動機づけを利用して潜在的に思っていたことを顕在化させる。フォーマル化の中心。ルーマンが定式化。隠れていたような潜在的な力を顕在化させる。より一層近代社会の営みをはっきりさせる。
Interview。所沢市役所に。危機管理課。空き家に関して防犯対策室が取り組みを。その内容。高齢化や遠隔地での居住、経済的事情で空き家が増える。近隣の人が迷惑を。相談事例が増える。空き家の相談窓口を一本化。全国初となる適正管理に関する条例。所有者に対し指導をして改善を求める。空き家。少子高齢化により色々問題に。具体的な問題は?生活環境面。雑草の繁茂。木が倒れる。葉っぱが落ちる。害虫が発生する。改善の指導を。なかなか行政が直接タッチできるたぐいの問題ではないが。インフォーマルな形で問題が。住民の中に問題があるのはどのように把握?調査やヒヤリングなど住民に聞いた例が?改善されない空き家で、自治会を通して所有者が出来なければ自治会で改善できないかと、要望書が。市の方で伝えて所有者さんもOKが。市の方で自治会の方と協力して。樹木の伐採や蔓の伐採を。行政と自治会の協力体制。条例というフォーマルな形に。平成21年4月に相談窓口を一本化。条例が特に無かったので改善のお願いを。根拠もなく住所を調べ通知を。何の根拠が?という話が。正式に指導するなら後ろ盾となるものが良いだろうと。条例作成について検討を。住民たちで話し合えることと行政が乗り出してくるのとは違う。条例を作るメリットは?最終的に改善されない場合については氏名を公表。警察との連携が。一文を入れて改善の行動をするきっかけに。実績も上がっている。更地にしてくださいという指導はしていないが、自主的に更地にする事例が3倍以上に。なかなか空き家の対策は難しい面が。難しいとなると、所有者の行方が分からない、亡くなっていて分からない、対応に時間が。分からないままに解決した事例もあるが。家屋が未登記のものがある事例。通知を送ったが返ってくる。以前借りていた方を知っていると近所の人が。調べてみたが借り主さんも分からない。倒れそうだったので荷物をそのままにして出る。何年かそのままに。たまたま去年の夏に借主さんが、所有者さんが壊すと、そして更地になる。所有者さんが判明しないと一番困る。相手が居ないと指導も出来ない。行政がどこまでやるか?フォーマルな条例が無いと対応できないことも。悩みのレベル。全体として対策によりどのような評価が。最終的な効果は空き家という問題について所有者が定期的に管理するのが一番良い。近所の人も何処に連絡すればよいのかわかるので、地域の中でコミュニケーションが生まれれば市が関わらなくても解決できる。近所の結びつきも出来てくる。よりよい地域社会の実現に。インフォーマルな形では解決できずにフォーマルな条例を。更にインフォーマルな話し合いが進む。
もう一つの事例。所沢市役所の高齢化対策。サービスの概要。配食サービス。安心して自宅で暮らすことが出来るよう食事を届けて安否確認も。住民の65歳以上は誰でも。週6日の配食。日曜以外。手渡しが原則。地域包括支援センターや高齢化支援課に連絡がいくように。食事に困っていることが各地域で。配食サービスの特色は?通常は業者に補助金を支払う。利用者は安く。所沢市では助成がしていないが、見守りが出来るというメリットが。全額自己負担だが、付加的な特色が。包括センターが通報を受ける。どういう通報が?業者が利用者に弁当を届けようとしたが応答がなく、玄関を開けたら倒れていたのを確認。救急要請をして一命を取り留める。自立して生活できれば良いがなかなかうまくいかない。行われた理由は?高齢化の進展。高齢者率も高まっている。単身高齢者の増加。安否確認の重要性が増している。見守り機能を。平成17年から。色々なメリット。配食サービスの。日頃高齢者の方が偏った食事をしてしまうことも。バランスの取れた食事を。健康状態の改善に。見守りの機能も。必ず手渡しで。利用者の異変に気づき関係機関に連絡。地域包括支援センター。救急車要請など。業者が対応。行政のサービスが出来る部分と出来ない部分。ルールの範囲内でしか行政は出来ない。業者の方々を連携させることで見守りの機能を。行政が直接は出来ない。どういう形で出てきたか。見守り機能をつけることで不安から安心して生活を。家族にとっても異変があれば連絡してもらうことが出来るという期待。業者の立場ではお金を貰えば終わりで良い?何故引き受けているか。業者の方も高齢者と顔なじみに。関係者との連携が取れてSmoothに対応が出来るという社会貢献の意識が。市役所としては業者に応える仕組みは?高齢者の方が具合が悪くて命が救われた。表彰状を。業者との連携で行政の幅が広がり、業者も業務範囲を拡大。難しい問題が起こったことは?事業者の方が気づいた時に連絡をすることになっているが、どれくらいの異変が起こった時に連絡をしたら良いか迷うことも。少しでもあれば連絡を、と。配食サービスは需要として高齢者に存在。インフォーマルな形で。こういう形で行政と連携。フォーマルな形で配食サービスに支援を。市役所としてはフォーマルな形で調整をするということは?どのように支援を?見守る際には地域全体で。でないと異変に気づかない。近所の人や業者の人の協力が必要。高齢者に対して配食サービスを行政と民間業者との協力で。配食サービスと見守り機能。安否確認。行政でもこれまで行われていたわけではなく、民間業者もしていなかった。費用もかかる。それを含めた形で。どこまで見守りをすればよいのかが問題。病気を持っている高齢者とそうでない人とでは対応が違う。住民の方々のインフォーマルな組織に頼らざるを得ない部分が存在する。インフォーマルな組織、インフォーマル化が重要な地位を。フォーマルなだけでなくインフォーマルな活動を組み合わせる。インフォーマル活動とは?米国のバーナードの定義。不明確。明確でないところに特徴。形のない集合体。住民の中での習慣や長期的制度でようやく育つ。1日2日ではない。近代社会の中では混合的に提供すれば失われてきた多くの機能も回復するのでは?フォーマルな社会の中でインフォーマルな組織が。コミュニケーションが住民の中で定式的でない問題を話し合える。形式的組織では無理でも、人々の集まりが凝集性を持ったものに。自然な形で協力活動を行える。協力が最終的に成立するにはフォーマルな関係とインフォーマルな関係、双方が必要。繰り返しにより協力活動が成り立つ。

 

社会的協力論―協力はいかに生成され、どこに限界があるか (放送大学大学院教材)

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