F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

是認。

人間が死んだかどうかの判断基準は地域や時代により異なる。一般的には心臓の不可逆的停止をすれば死に至ったということになる(昨年の私の肉親の場合もそうだった)。これは傍に居る人間(大抵は医療の知識に乏しいであろう)にも了解し得る基準であると言える。この心臓死に対し、脳死というのが昭和後期からは議論されている。脳の機能が停止したことを指す(その中でも詳細については議論がある)。脳死を是認するかどうかは極めて個人的な問題でもある。自分の身体からの臓器移植を望むなら脳死の状態で行なった方が良いのは当然だろう。健康保険証の裏に意思表示が出来るようになっている。しかし私は脳死でも構わないと記録するのに躊躇している。