F-nameのブログ

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行方不明者を探してもう10年。

3月に入ってから、東日本大震災から10年ということで様々な報道がされている。他の自然災害と違う点は、津波に流され行方不明になっている人間がまだ多数いるということ。仮に遺体があれば葬儀が出来る。悲しみに暮れるけど一区切りはつく。四十九日法要や一周忌などで故人を思い出し明日へ繋げることも出来る.ところが巨大な津波で流されると遺体は見つからない。幾ら懸命に探しても。諦め切ることもなかなか難しい。流石に10年も経過すると復興は進んだようにも見えるけど、遺体すら見つけられない人間にはどう映るのだろうか。