誇大妄想狂。

太古の昔の大学受験の勉強法についての書籍の中には、受験生の誇大妄想狂を活用した？勉強への動機づけの方法を描いたものもある。例えば京都大学の時計台を背景にした自分の写真（現実に行けなくても画像を加工したものでも可）を何回も目にして、如何にも京大生になったと錯覚させて勉強に駆り立てるというものである。しかし錯覚して満足して勉強しなくなると不味いのではないかとも思ったので私は実行しなかった。というか予備校で私と同じクラスで京都大学に合格したのは20人以上居るが、そのような誇大妄想狂を使った人間は一人も居なかったと思う。それより京大即応模試で良い成績を獲得した方が確実だというのが一致した結論であった。