京都大学に対抗するものとして東京大学が存在するのは誰しもご存知だろう。通常の入試では「類」の単位で募集する。つまり文科一類・文科二類・文科三類、理科一類・理科二類・理科三類、という形で入学者を決定する。京大と違い、法学部へ行ける文科一類などの例外はあるが、専門が何処になるか分からないまま教養の過程を学び、それから自分の学部や学科を決定することになる。俗に「進振り」と呼ばれる。なので必ずしも自分の希望通りにはいかない。自分の学びたい分野が決まっているなら、京大や阪大のように学部学科で募集している所に進んだ方が確実であろう。まあ東大の場合は、教養の段階で自分の専門を考えられるから、それはそれで賢明であると言える。