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学校コンプライアンスと免許教科制 #放送大学講義録(学校と法第15回)

ーーーー講義録始めーーーー

 

しかし、「コンプライアンス」という概念は企業経営の文脈で生まれ、多発する企業不祥事を受けて法令や社会規範の遵守が強調されるようになったものです。大企業では行動指針や倫理綱領を策定し、コンプライアンス室を設置する動きが広まりました。こうした潮流は学校経営にも波及しています。

学校現場でコンプライアンスを徹底するには、組織文化や教員一人ひとりの意識改革が不可欠です。まず求められるのは、教員の価値観や思い込み、多忙を理由に従来の学校論理で対応しようとする姿勢を見直すことです。

具体的なコンプライアンス違反の事例としては、学習指導要領からの逸脱や必修科目の未履修が生じるケース、学習指導要領に準拠しない教科書を使用するケースなどが挙げられます。

周知のとおり、教員は勤務校の種別に応じた教員免許状を取得し、中学校・高等学校では担当教科に応じた免許教科制が原則です。しかし、教員免許を持たない教員が教壇に立っていたという報道は散見されます。教員採用時に任命権者が免許状を確実に確認しているか、いまだに疑問が残ります。

 

 

 

 

 

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