F-nameのブログ

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2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

功利主義。

ベンサムにより体系化された主義。「最大多数の最大幸福」というスローガンを倫理や政経などの授業で聞いたり一般教養の資格試験の勉強で覚えた人は多いと思う。しかしスローガンの宿命でもあるが、やたらと単純化したものではないかという疑念を持ってしま…

早朝の京都駅近辺(大統領選挙ではなく)。

今日は仕事が休みだったので、京都駅近くのクリニックに診察を受け薬を処方してもらう(大統領選挙の話題は明日以降に)。 6時頃にFamily Martに。やたらと衣服が売られている。勝算はあるのだろうか。 7時にStarbucksがopenしたので、いつもの大きなtableに向…

日本史研究と史料(日本史史料論第1回)

ゼミで冷や汗をかくのは民法も共通だった。まあ私は脱落した訳だけど。真面目に勉強するのが大事なのだろう。今更ながらだが。 五味文彦。史料の分析で歴史的事実の解明を。史料の2つの側面。日本史学の対象となる史料は史資料を。如何に読み解くか。研究で…

暴利。

青木雄二先生の「ナニワ金融道」は消費者金融の「帝國金融」を舞台にした物語である。当時は「街金」と呼ばれることが多かったが、銀行などの住宅ローンと比べ高い金利で資金を融通する。こう書くと良さそうにも思える。しかし金利が高い分、危ないところに…

壊れたテープレコーダーのようなentry。

最近は大統領選挙についてなんだかんだ書くけど今日も先ずは。Americaのmediaは反トランプが大半というのは書いたが、各国のTOPもそれに釣られたのか、トランプに手のひら返しをしている。もちろん日本も。外交は前政権を引き継ぐので、総理はトランプが最終…

簿記の意義と目的(初級簿記第1回)

総論を面白く聞けるようになったのは年をとったせい? 齊藤正章。簿記の意義と目的。簿記の特徴や歴史。簿記の意義。簿記という用語。帳簿記入、帳簿記録の中を。英単語ブックキーピングが縮まって。小麦粉のことをメリケン粉と言ったり。アメリカンの略語。…

優雅さ。

池に居る白鳥は優雅さがあるが、水面下では激しく足を動かしているとの例え話を聞いたことがある方は多いだろう。要は陰で努力しなければならない、と言うことである。それは勿論もっともな話。しかし現実の白鳥はそんなに動かしていないとも聞く。譬え話を…

未明1時半の虚報。

今日の未明3時半に中途覚醒する。寝床の横で充電しているiPhoneの通知を見ると、日本時間1時半過ぎにバイデン候補の当選が確実になった「らしい」。幾つかのmediaが報じたとのことだが、そもそも大半のAmericaのmediaはトランプ大統領に敵対的であるのは誰し…

道徳教育とは何か(1) 私にとっての道徳教育、社会にとっての道徳教育(道徳教育の理念と実践第1回)

道徳とはとらえどころのないものだと思っていたけれど、体系的に突っ込んで考えていく必要がある。自分の生き方と関わるのだから。 dou 押谷由夫。道徳教育とは何か。私にとっての道徳教育、社会にとっての道徳教育。道徳教育についてはマスコミについてもよ…

普遍性。

19世紀に西洋諸外国の圧力で日本は近代国家としての道を歩むことになった。ところが幾つかの国とは関税自主権がなく領事裁判権がある、そんな不平等条約を締結していた。それを平等なものにするのが課題になる。その条件として普遍性を持つとされる西洋の法…

立冬になっても決まらないもの。

今日の朝にいつものコンビニconvenience storeで朝日新聞を買った。そのつもりだったが広げてみると読売新聞であった。土曜日の場合、書評が掲載されているのは朝日であり、読売は日曜日である。やれやれと思っていたら、題字の横に「立冬」とある。要するに…

特別支援教育とは(特別支援教育基礎論第1回)

生涯を通じた支援を如何に成し得るかが今後の課題ではないかと思う。 安藤隆男。特別支援教育基礎論。全体構成。大きく2つの内容。特別支援教育の理念歴史、インクルーシブ教育システム。総論的位置づけ。国内外の動向と課題。特別支援教育の各形態各障害。…

悲劇。

朝の投稿ではアランの定義集にある言葉について書いている。 アラン定義集 (岩波文庫) 発売日: 2003/08/20 メディア: 文庫 それで今日は「悲劇」について書こうとしたら、前にも書いたことがあるのではと感じる。なので検索すると、今年の1月8日に「ドーハの…

大統領選挙を報道するNHKの画像。

案の定、アメリカ大統領選挙の結果はまだ確定していない(書いているのは今日の12時半時点だが)。一部の報道はバイデン候補が選挙人264人を獲得していて当選まで後6人に迫っているということだが、その中にはトランプ大統領が異議を唱えている州もある。なの…

死生学のフィールド(死生学のフィールド第1回)

日本に特有の問題と世界共通の問題の双方があることに注意が必要。 死生学の概要。4つの焦点。知の営みの性質。フィールドとの関連。この科目の死生学のフィールドと死生学入門の関係。相互補完的。どちらの科目も死生学という広範な射程を持つ。内容的にも…

拷問。

日本国憲法36条は以下の通りである。「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」法律には原則があれば例外があるのが常である。講義を聞くとやたらと例外に例外が重なるのに嫌気が差す法学部生は多いだろうと思う。その法律の条文に「絶対…

票を開けるかどうかの闘争。

予想されていたことだが、アメリカ大統領選挙の帰趨はまだ明らかになっていない。既に多くのmediaが指摘しているが、焦点はこれから開票されると思われる郵便投票にある。大勢ではバイデンに多く投票されているとみるのが一般的。なのでトランプは開票を止め…

市民自治とは何か(市民自治の知識と実践第1回)

確かに概念を突っ込んで考えるのも面白いけれど、政治学は実践で活かさないと意味はないのかもしれない。 自己紹介。山岡龍一。政治思想史や政治理論。岡﨑晴輝。比較政治学。選挙制度論、市民自治。後3人。ガイダンス。基礎科目。市民自治の知識と実践。入…

寛容。

民主主義の精髄として考えられるのは、政治的信条が自身と異なる人間に寛容になれるかどうかではないかと考える。そもそも自分と違う人間なのだから、何もかもが自身に一致するとみなすのは無理。なので意見が異なる人間とどのように上手く話をするのかが、…

大統領選挙はcatastropheに至る?

大阪都構想の住民投票が終わったけど政治は相変わらず盛り上がる。4年に一度のアメリカの大統領選挙が開票の真っ最中。今回は期日前の投票者が1億人を超えたとの報道が。Americaの場合は郵便での投票が可能になっている模様。バイデン候補が有利とされている…

家族はどう変化しているか(リスク社会のライフデザイン第1回)

家族のカタチの変化については自覚的でありたいと思う。 晩婚化、婚外出産の増加。高い離婚率や出生率の低下。家族の変化。様々な科学技術や生命技術。家族やgender関係に影響を。日本については少子高齢化社会、人口減少社会に。ひとり暮らしの高齢者の急増…

臆病。

中島みゆきと言うシンガー・ソング・ライターの曲の中に「世情」という歌がある。金八先生のドラマに挿入されていた、と言えば分かる人も多いかもしれない。その中にこんな歌詞が。「世の中はいつも臆病な猫だから たわいのない嘘をいつもついている 包帯の…

新梅田「食道」街とヨドバシでの散財。

昨日になり新PCのディスク容量が逼迫する。要らないfileを削除して凌いだが、増強しないと不味そう。なので急遽、阪急に乗り梅田に。先ずは新梅田食道街(「食堂」ではないことは試験に出す?)にある山本珈琲に。大阪梅田駅の3階改札の神戸線側から降りれば目…

韓国朝鮮の歴史を考えるために(韓国朝鮮の歴史第1回)

朝鮮半島の歴史的理解については百花斉放?状態にあるので、冷静に捉え直す必要がある。 吉田光男。韓国朝鮮の歴史。古代から現代まで通史的に。政治と社会に重点を。韓国朝鮮の歴史を考えるために。総論的話を。韓国朝鮮史が展開した舞台の朝鮮半島の地理的…

神智学。

昨日のエントリーで「神学」について書いた。今日は「神智学」について書くのだが、そもそも「神学」と「神智学」とはどう違うのかが問題。どうも両方は同じ意味と解することもあるらしい。ただ狭い意味での「神智学」は、宗教一般に共通する「神」などの概…

「大阪都構想」の否決について。

皆が知っていると思うが、昨日の大阪市内の住民投票で俗に言う「大阪都構想」が否決された。「」に入れたのは、賛成多数でも「大阪都」が出来る訳ではなく、大阪市を廃止して4つの特別区を設置するということだから。賛成と反対は拮抗していて、投票者の半数…

学校教育の法化現象と教育訴訟の構造転換(学校と法第1回)

権利義務という発想は今でも拒否感が強いのではないかと考えていたのだけれど、私の現状把握が古いのかもしれない。 坂田仰。学校教育の法化現象と教育訴訟の構造転換。一昔の学校の現場。保護者と教師は信頼関係。法的関係で破壊されると。信頼関係論。現場…

神学。

アランの定義。「理性が神話を受け入れられるようにするための神話への批判」。だとすると神話のままでは理性は受け入れない、だから神学たる理論で神話を変容させる、ということなのだろうか。まあ古今東西にわたり神話は荒唐無稽である。しかし何千年も語…

「大阪都構想」の投票日の雑感。

このblogではあまり取り上げていないと思うが、今日11月1日は大阪都構想を問う住民投票が行なわれている。20時まで。せっかくなのでYahoo!の都構想の特集ページを紹介。 「大阪都構想」への賛否は 11月1日に住民投票 - Yahoo! JAPAN 「都構想」と銘打ってい…

大学と私たち(大学マネジメント論第1回)

社会の変化は激しいけれど、大学の変化はかなり急激。私の出身大学も勝ち組らしいけれど、変容が激しいのは事実。個人的には変わってほしくないけれど。 山本眞一。大学マネジメント論。経済社会文化の変化で大学に関心が集まっている。18歳人口減少などの大…