F-nameのブログ

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2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

来年以降の成人式についての自治体の対応。

昨日は先に書いたが成人の日であった。今回迄は20歳になった人間に向けた(或いはそのうちに20歳になる)ものであった。ところが今年の4月1日から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることが既に決まっている(恐らくは撤回されないだろう)。それで来年か…

アンドラゴジー(成人の発達と学習第7回)

あくまで理念型として2つの概念があると捉えておけばよいのかもしれない。 岩崎久美子。堀薫夫。アンドラゴジー。成人の学習を援助する技術と科学。成人に対する教授法。成人学習の考え方や教授法の基本を。教育老年学。成人教育の理論的研究や学習の場での…

推測。#アラン定義集未定義語

20年前くらいのことだけど、ようやく施設警備の50人ほどの事業所にTOPが使用するデスクトップパソコンが来た。ただWindowsのCD-ROMやらは付属してついてきたが説明らしきものは見受けられない。どうもこちらでセッティングはしないといけないと推測する。幸…

今年の成人の日と33年前の成人の日。

今日は日本で言う成人の日である。朝に阪急高槻市駅の周辺を歩いていたら、振袖姿の新成人を幾人も見かけた。今年の高槻市の成人式は二手に分かれて挙行されたようで、式自体も簡略化されている。 よく見てみたら先着順各730人とか書かれている。恐らくは感…

総合失調症と家族支援の展開(家族問題と家族支援第7回)

未だに精神障害者について偏見があるのが実情。その中で家族への支援が必要になってくるのだろう。 南山浩二。統合失調症と家族支援の展開。統合失調症の人の家族支援。歴史的変遷。コミュニティケア。リカバリー志向の家族支援が。ゲストも。専門家が支援介…

気がかり。#アラン定義集未定義語

一昨年の春からコロナ禍が続いている。人との接触が気がかりな方は依然として多いのではないだろうか。私は小売業に従事しているが、レジにビニールシートを設置するなど不要な接触を少なくすることはすっかり定着した感がある。いつも利用している駅前には…

「車内の痴漢は性暴力である」との公共の主張。

昨日の夕方のentryで共通テストについて書いたし、今日の朝も受験生絡みのentryだった。それでまた共通テスト絡みで恐縮だが、近頃は共通テストなどの受験の日に、女子受験生をターゲットにして電車内での痴漢が横行している。なんでも受験をしなければなら…

オーラル・ヒストリーの課題と展望(放送大学特別講義)

オーラルヒズトリーは果たして研究手法として続くのかは興味がある。まあ権力過程を見るのには必須の手法だと思うけれど。 御厨貴。牧原出。オーラル・ヒストリーの課題と展望。道具としてしょっちゅう使っているが、90年代最初に始めた。下河辺さんの開発行…

不利益。#アラン定義集未定義語

前月にオミクロン型のコロナウイルスが日本で流行の危険が出てきて、感染者の濃厚接触者に14日間の施設での待機を要請することになったのだが、この流れで文部科学省は濃厚接触者とされた受験生について当日受験を認めない旨の通知を各大学に発出した。これ…

共通一次の2世代後の共通テスト。

今年も入試の季節が到来した。と言うか近頃は推薦入試やAO入試もあるので、秋頃から走り回っている受験生も多いのだろう。それで今年の共通テストの日程は、来週の土曜日と日曜日の、1月15日と16日である。ただ共通テストと聞いてもあまりピンとは来ないけど…

児童虐待と高齢者虐待(司法・犯罪心理学第7回)

虐待の事案がマスコミで記事になるとケシカランと義憤を出す人間は、いざ同じ状況に至れば自身が批判していた行為そのものをする場合が多いというのが傾向として言えると思う。 廣井亮一。児童虐待と高齢者虐待。児童虐待は社会問題になって久しいが、高齢者…

実践。#アラン定義集未定義語

アクセンチュアのAIに関する経営者への調査の結果で、24%の経営者がAIシステムの全面改修が必要になったと回答している。なんでも改修が必要になったのは、AIの出す答えに一貫性がない、透明性に欠ける、結果が偏っている、などが理由なのだそうである。AI…

医療崩壊と米軍の機能停止。

昨日の夕方のentryで沖縄県の1日あたりの新規感染者が980人になるとか書いていたら、今日は1400人になるとの報道が為されている。人口を勘案すると、東京都で1万人以上の新規感染者が1日で出ている計算になる。医療崩壊の可能性についても書いていたら、また…

デュルケム:『道徳教育論』(発達科学の先人たち第6回)

人間の前に社会があるという前提は今の人間には理解し難いと思うが、議論の帰結は案外と常識的なのだなと感じる。 岩永雅也。デュルケム。「道徳教育論」。道徳教育論者。コントに始まる社会学を学問として。道徳教育論者としても有名。多くの講義録を。翻訳…

プラグマティズム。#アラン定義集未定義語

哲学には珍しく英語圏で誕生した学問である。哲学の本流は形而上学と呼ばれ、モノや存在の本質を直感や思考で探究する学問であると(乱暴には)言える。これに対して実際の行為を抜きにして考えるのは妥当ではないと見做すのがプラグマティズムである。こう…

感染爆発と医療崩壊の可能性の話。

NEWSでご存知かと思うが、日本では新型コロナウイルスの感染者が急激に増加している。昨日は大阪の高校でクラスターが発生した(流石に高校名は出さないようになったが)ことを書いたが、沖縄県では1日の新規感染者が980人になる見込みだという話を知事がし…

学びの動機づけ(教育心理学特論第6回)

内発的動機づけを如何に育てるのかは難しい問題だと感じる。唯一の絶対的な答えは無さそうにも思える。 三宅芳雄。白水始。学びの動機づけ。遊びが大事という話。あまり遊ばない?研究そのものが本当に好きなのでありがたい話だが半分楽しく。遊びだか仕事だ…

権力。#アラン定義集未定義語

大抵の民主主義の国家では三権分立の統治制度を採用していて日本も例外ではない。三権とは立法権・行政権・司法権を指す。その三権が互いに抑制機能を果たすことで過剰な権力行使を防ぐシステムである。それは人権を含め市民の権利を保障するものである。最…

北野高でのクラスター発生。

新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある。勿論、ワクチン接種が進んでいるから重症化する可能性は減っている筈ではあるのだが、小売業に従事している私としては無視する訳にもいかない。当然だがお客様にはマスクを着用してもらうなど対策は怠りなく実施…

公共政策と自治体のこれから(公共政策第6回)

日本では大都市より地方の方がはるかに多いのだから。地方創生は積極的にすべきだろう。日本国を分割した方が長期的には効率が上がるかもしれない。 片山善博。公共政策と自治体のこれから。現在自治体が抱える課題。人口減少や地域経済の問題。地方創生の実…

冷静。#アラン定義集未定義語

昨年の師走の休日に、或る警察署の者を名乗る方から電話がかかってきた。何でも私の親戚の氏名宛の郵便物が見つかったとのことで連絡をしてきたとの話である。ただ親戚が住んでいた場所からその警察署は離れている。しかも数年前にその親戚は他界している。…

小笠原の地震と、27年前の地震発生直後の光景。

朝に漫然とテレビの電源をつけると、異常音がけたたましく鳴動する。小笠原諸島に地震が起こると。 程なくして、父島が震度5であることを知る。TV局が現地に連絡を入れていたが、まだはしたら被害は確認されていないとのことであった。しかしながら、地震の…

リーダーシップ(産業・組織心理学第6回)

リーダーシップについては呆れるほど多くの事例が取り上げられるが、理論を学ぶことも必要だと感じた。 池田浩。リーダーシップ。組織の成果を導く管理者の。二ノ宮知子。リーダーという言葉から力強さや引っ張っていく。組織を引っ張る、成果を導く。何らか…

多神教。#アラン定義集未定義語

一神教の西洋諸国と比較して、多神教である日本は寛容な国である、と考える見解を時々目にする。日本古来の神道は多神教とされるので受け入れやすい見解であると言える。しかし江戸時代のキリシタンの迫害など宗教的迫害の事例もあるので必ずしも正しいとも…

現代日本の「パンとサーカス」。

「パンとサーカス」という言葉を聞かれた方は多いかもしれない。元々はラテン語で「Panem et circenses」。意訳をすると「食糧と娯楽」。古代ローマ市民がこの2つを与えられて満足して政治的に無関心になった有様を、ユウェナリスという詩人が揶揄した表現で…

企業をめぐる福祉政策(福祉政策の課題第6回)

従業員の健康は二の次になっている企業が多かったように思える。従業員も高齢化するので今後は健康経営の観点も必須になるのではと感じる。 森田慎二郎。企業をめぐる福祉政策。人権保障への道。歴史的国際比較的に企業福祉の全体像を。ゲストと現代的課題の…

政治。

今年に北京で行なわれる(ただ地理的には北京と言えるのか疑問もあるが)冬季オリンピックでは、西側の幾つかの国が「政治的」ボイコットをするとのことである。要するに政府の要人を派遣しないことを指す。単なるボイコットになると、選手団を派遣しないこ…

寅年とTigersの相関関係。

昨日に始まった2022年は寅年であると日本では見做されている。12年周期で寅年は巡ってくるのだが(ただ日本が壊滅すれば最期になるかもしれない)、例えば経済学で言うコンドラチェフの波みたいに理論的な裏付けがあるかと言えば、そういう訳でもない模様であ…

教科横断的な課題 (1)言語活動の充実(カリキュラム編成論第6回)

小学校の授業の組み立ては大変だなと感じてしまう。やり甲斐もあるのだろうけど。 田中博之。教科横断的な課題。言語活動の充実。ゲストに小学校教諭に。言語活動の充実の背景と具体的な例。学習指導要領の解説で。学習指導要領の中では総則の教育課程編成の…

嘆き。

日経新聞の歌壇の2021年の秀作として選ばれた園部淳さんの歌がある。「ワクチンも作れん国になったんか僕の知ってる日本ではない」。同じ嘆きを持った人間は多いだろう。しかしながら、今回のコロナウイルスのワクチンを製造出来ている国は恐らく10に満たな…