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天文学を魅力的に伝えたい(放送大学特別講義)

大学や研究機関の姿を把握するのは、一般市民として生きるにも必要だなあと思った。

 

観望会。全然違う相手にどう伝えるか、それを考えないと説明は出来ない。研究者として学会で発表することも。ポスターなども作成する。天文学のアウトリーチ活動。天文学を初めたキッカケに。国立天文台の一般観望会。学術機関が何故市民向けサービスを始めたのか。宇宙は誰でもが最初に気になる存在。様々な質問が寄せられる。市民や子どもたちの興味や関心に応える。電話サービスや定例観望会。天文情報センター。すばる望遠鏡がハワイに完成。市民や子供に天文学を伝える。基礎科学は、役に立つかどうかで測れない。人の知的好奇心に基づく。基礎科学にそれなりの費用がかかる。観測天文学は費用が。惑星探査機などのビッグサイエンスの時代。スパコンも。費用を負担しているのは多くは税金。野辺山観測所。数十億円の電波観測計。広報とアウトリーチ。PR。極めて戦略的。公平性や平等性は期待できない。サブリミナルに植え付けるか。研究員。科研費。国民が税金として。成果報告は義務。将来のために興味を持ってもらえませんかと。パブリックアウトリーチ。啓発活動。インターネットのWebサイトやSNS。講演会、サイエンスカフェ。国家戦略。法人戦略。純粋に科学や天文学の面白さを共有する。PURという側面。啓蒙主義、欠如モデルに対して、市民の科学理解の過程について反省。理解増進活動。結果だけを伝えるのでは、一般の方や子どもたちが理解するのには限界が。研究過程や研究者そのものの魅力を伝えるのが課題。
施設公開。三鷹本部。追い返されたのがトラウマに。施設の一般公開。キャンパスは分散しているが、およそ10箇所。1年間で17万人が。最先端の天文学。世界最大のアルマ望遠鏡。大きな電波望遠鏡が複数操作される。宇宙空間や人里離れたところに一般市民が近づくことは出来ない。他方インターネットなどの情報だけでは限界が。世界の多くの研究機関や大学では、街中にある本部で。一次資源に触れられる。生身の研究者と話ができ、展示物も解説を聞きながら理解をすることが出来る。天文学は皆の科学、ビッグサイエンスとして国民への説明が必要。サイエンスコミュニケーション。アウトリーチ活動。戦略。結果のみを伝えるのではなく、研究そのものを伝える。大学評価学位授与機構。社会貢献分野について第三者評価を。
星のソムリエ。科学文化形成には、双方向のコミュニケーションを。たむろできるプレイスを作ることが必要。科学知識や文化が、コミュニケーション文化に吸収され、研究者に跳ね返り、日本や国際社会、一般市民を変える。星を媒介につなぎ、科学文化となる。スポーツや音楽のように、一人ひとりに寄り添い、サードプレイスに。直接に関与しなくても、文化活動として尊重されるべき。多くの人には理解されているとは言い難いが、波及効果に期待したい。