下の写真は、1968年頃に中華人民共和国で撮影されたとされる。少女が右手で持っているのは、毛沢東語録であろう。
当時の中国は、文化大革命の最中にあった。近衛兵がひたすら毛沢東を神格化して、大学制度などを破壊し尽くした。少なくとも数十万の死者が出た(2000万人という説もある)。要するに「人民」を毛沢東思想に教化させるというのが表向きのスローガンsloganで、その陰で毛沢東とその一派が権力を握ろうとした。未だに真相は謎である。と言うか未だに中国共産党にとりタブー視されているのが現状である。
それで中国共産党は未だに存在するので、批判するだけではなく付き合っていかなければならない。バランスbalanceが課題。