F-nameのブログ

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2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

法。

私は昭和の末頃に大学の学部を何処にしようか悩んだ。結局は法学部に決めたのだが、その頃は法学部のように漢字一文字の学部名が大半を占めていた。例えば京大なら文や理、工、医、農、薬のような案配である。如何にも古くからあるような名称と言えるだろう…

受話器を取るとピーガラガラ。

ある夜更けに固定電話のベルが鳴る(ベルではないと思うが慣習上そう書いている)。20年にわたり私は連絡先を携帯電話(ガラゲーからiPhoneに変遷はあったが)にしていて、固定電話には連絡が入らないはず。何だろうと思いながら受話器を取ると、ピーガラガ…

人間発達と初期環境(放送大学特別講義)

成長の可塑性についてはわからないことが多いのかもしれない。 藤永保。発達の援助をした在る客体事例の追跡研究。養育放棄から前例のないほどの発達遅滞に陥った子どもの奇跡の回復を。発達研究への教訓や示唆。子どもの虐待。4つ。身体的、心理的、性的、…

論理。

私が法学部生だった太古の昔には、数学が得意な人間は法律学に向いているという俗説が大っぴらに語られていた。理由は両方とも論理で理論を組み立てるから、というもの。当時の私には如何にも妥当に聞こえる話であった。しかしながら、法律学の論理と数学の…

避難所が安全ではない話。

今年も早々に豪雨被害が全国の各所で起こった。熊本やら岐阜やら長野やら見知らぬ土地がフィーチャーされ、数十年に一度の災害と言われるのももはや年中行事と化している。いつもなら報道を見ていて心を痛めるくらいで済ませているが(本当はサポートをする…

経済社会を考える(経済社会を考える第15回)

消費と産業の性格がどのように相互に絡み合って変化するのかは突っ込んで考えておいた方が良さそう。 間々田孝夫。坂井素思。第3段階の出現。信頼性。ソーシャル・キャピタル。消費社会と産業社会全体について。経済社会の現代的特徴と今後の在り方。消費社…

涙。

阪神淡路大震災の際に私は肉親を亡くした(厳密には災害死ではないが)。たまたま私と他1人が第一発見者だったのだが、驚きはあったが涙は出なかった。通夜をして葬儀をしたがそこでも涙した記憶は無い。このように書くと冷たい人間なのかと自分自身が恐ろしく…

梅田で贅沢三昧。

今日はスーツ姿(なのでやたらと暑苦しい)で大阪市内に行く。梅田を経由する際に、新梅田食道街(食堂街の間違いでは無い)の山本喫茶でモーニングを食す。 店内は如何にも昭和の香りがする店である。右隣のMcDonaldとは雰囲気が全く違う。550円するが梅田の一…

臨床心理学の視座と展望(臨床心理学特論第30回)

平木典子先生についてはアサーション・トレーニングしか知らなかった。意外な一面、と言えば怒られるだろうか。 小川俊樹、倉光修。心理アセスメントと心理療法。その将来。心理アセスメント。心理検査。臨床心理学が確立する前から一般心理学で研究されてき…

醜さ。

「醜女」が主人公とされる小説として「村上海賊の娘」がある。 村上海賊の娘(一)(新潮文庫) 作者:和田 竜 発売日: 2016/12/16 メディア: Kindle版 漫画化されてビッグコミックスピリッツにも連載されていた。たまたま最終回を見ていたが、主人公はどう見…

華麗な復活を遂げたsystem。

先月になって職場の勤怠管理システムが壊れた。全く反応しない訳ではなく、画面が真っ黒になっていまう有様。画面の構成を推測して出勤退勤を記録するしかなかった。しかし記録されたか分からないので、別のPCで確認をしなければならない。1週間ほど前に新し…

学習の実践的な研究のこれから -21世紀の学びに向けて(教育心理学概説第15回)

既成概念をもってして学習を理解するのは違うのではないかと感じた。 三宅芳雄三宅なほみ。どんな教育心理学を作った?これからどんな研究に?楽しい計画に。教育心理学の研究方法を振り返る。将来の方向を。学習や教育の科学を作り上げた人間はどういう人だ…

卑怯。

太平洋戦争末期に米軍は兵士向けの冊子を配布している。日本の兵士がどのように卑怯な戦術を取るかが延々と書かれている。まあ敵を負かさなければならないから当然のこととは言える。但し、米軍 は正々堂々と戦ったのか?と考えると一気に激しい論争になる。…

都民差別?のcampaign。

政府肝入りの観光campaignにつき、現政権はあくまで実施に拘っている模様。しかし東京都の感染者は高止まりしているのが現状。なので東京都民が旅行してもcampaignの適用は無いと言い出した。要は感染拡大に繋がると見られることはしたくないのだろう。確か…

植民地期朝鮮における「近代」(東アジア近世近代史研究第15回)

10年から45年の植民地期については論じ方が極端な言説が横行している。学説の経緯もかなり複雑になっているのが理解できた。 三ツ井崇。文化と政治。近代、植民地期朝鮮の歴史的性格。朝鮮の近代とはなにか?歴史的性格を。近年、植民地期朝鮮の近代とは何か…

正義。

コロナウイルスの蔓延で有名になり今でも居るのが自粛警察。「偏った」正義感に駆られて殆ど嫌がらせの行為に及ぶ。ここで「偏った」とカッコをつけたのは、当の本人が自分の正義感を偏ったものとして認識していないからである。そういう認識があるならそも…

現在のホラー状況。(「超監視社会」)

図書館から借りた書籍の中に、「超監視社会」というものが。 超監視社会 作者:ブルース・シュナイアー 発売日: 2017/02/03 メディア: Kindle版 少し前だが総じて大きな状況は変わっていないと思われる。誰もがGoogleやFacebookなどの巨大IT企業にaccountを持…

各論12・象徴天皇制と戦後政治(日本政治思想史第15回)

天皇とそれを取り巻く要素が歴史的にどのように変化してきたかは、きちんと考えないといけない。まあ血統が絶えてなし崩し的に天皇制が消滅するかもだけど。 原武史。戦前戦後の皇室の維持。皇室典範。宮中祭祀などの天皇皇族の行為。国事行為だけを行ってい…

遊び。

四輪車を運転される人なら分かると思うが、運転席のハンドルに対しほんの少し力を与えただけでは動かない。教習所で初めて車のハンドルを握ったときは重いように感じたことを記憶している。俗に「遊び」と呼ぶ。つまり一定の力を与えないとタイヤは動かない…

日本の治安を維持する30万人。(書籍「日本の警察力」)

図書館で借りた書籍を紹介する。今日は「日本の警察力」というMOOK。 日本の警察力 (別冊宝島 2451) 発売日: 2016/04/11 メディア: 大型本 4年前なので最新情報は抜けているだろう(伊勢志摩サミットの数ヶ月前の発刊)けど、警察活動につき広くカバーされて…

教育改革と教育政策の課題(教育の行政・政治・経営第15回)

マネジメントの観点で教育を見ることも必要。 教育改革と教育政策の課題。変動する教育政策。教育改革が常態化している。90年代以降に特に。企画立案実施。最適を追求。過程において行政政治経営の考え方がバッティング。政治的調整、最適化を?専門的知識を…

嫉妬。

今回の題の漢字は両方に「女」が入っている。そのせいか、嫉妬というのは女性の専売免許と世間では捉えられているらしい。しかし私の経験則に照らすと、度を越えた嫉妬を示す女性はどうも居ない模様(単に経験不足からかも)。それより会社組織では男性社員の…

太古の昔の雨の知らせ。

昨日に続いて今日も雨。私のiPhoneにはYahooが激しい雨が降るので警戒を呼び掛ける。かなり前にフィーチャーフォンと言うかガラゲーと言うか、要はスマホが存在していなかった頃には、W eatherNewsの有料サービスに入っていれば、雨が降りそうな時にmailで知…

おことわり兼ねる弁解。

今日は昼休みに18時にupする予定のentryを昼に投稿してしまった。一つ前の記事を読んで欲しい。

総合福祉政策の形成(福祉政策の課題第15回)

福祉制度をトータルに掴む必要があると感じた。 地域社会。地域共生社会。福祉政策における。広がるのは悪いことではない。福祉というものに通底する考え方が薄くなる?皆が語ることで的が外れてくる。広がりには危険性も。地域。福祉の広がりとパラレル。コ…

酩酊。

私はアルコールには強くない、というか明らかに弱い。親戚に全く酒が呑めない人間が居て、その遺伝かなと考えている。未成年者ならともかく、20歳になって酒を全く呑まないのも場にそぐわないのでコンパではアルコールを飲んだが、少しの量で酩酊してしまう…

会誌の編集をする。

昨日は私事で忙しかったが、合間を縫って出身高校の同窓会の会誌の編集会議に出席する。担当するページの原稿を確認する。スペースが足りないようなら削って欲しいと執筆者から言われており、差し当たり1行削るだけで何とか収める。後はfileを移動させて、確…

対話・共考・協働 -よりよいリスクコミュニケーションにむけて-(リスクコミュニケーションの現在第15回)

営利企業として成立させることは難しいのかもしれない。勿論、どんな分野でも企業経営は難しのだろうけれど。 フレーミング。置き換える。包括的参加。適切なフレーミングを選ぶ。価値の実現と共通の問題を生み出すフレーミングが重要。フレーミングと参加。…

大胆不敵。

大胆不敵な生き物と言えば犬より猫だろう。そもそも犬というのは結構人に懐く。人間を気にしないのが猫。そう言えば1年前に黒猫が自宅に入ったことを書いた。 今から思えば、家族が自宅の窓を開け放題にするので、彷徨う内に入ってくるのは自然な行動であろ…

七十二候の新たな時節。

今日から七十二候で言うところの「蓮始開」。蓮の花がひたすら咲き誇る感じをリンクから見て欲しい。(ちなみに去年のページ) 蓮の花を自分は見たことがあるだろうか。京都府立植物園にはたまに出かけているが、もしかしたら蓮の花と知らずに通り過ぎていっ…