F-nameのブログ

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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

通常の学級における発達障害者の教育(特別支援教育基礎論第13回)

過去の小学生だった自分を扱うのは、先生方も大変だったのだろうと今更にして思う。 岡崎慎治。通常の学級における発達障害者の。知的発達の遅れがない者の理解と指導。通常の学級における。発達障害。指導支援。通常の学級における学習面行動面に困難がある…

論争。

安倍総理が辞任をすることに(といっても後任が決まるまではそのまま総理だけど)。長期にわたる安倍内閣の評価についてmediaの評価をみると、外交面では良かったとされ、政権の私物化につき問題とされ、アベノミクスについては賛否両論ある、というのが大まか…

賄賂と違うモノ。

今日の午前に事務所で仕事をしていると、入口の扉からコンコンとノックが聞こえる。出てみると取引先の営業の方。私の上司に会いたいとのこと。移転祝いにボールペンを持ってきたとも話をされる。それは良いのだが、上司は電話中である。お待ちいただくしか…

聴覚障害教育(特別支援教育基礎論第9回)

幼い頃は聴覚障害と疑われた。どうも症状は発達障害の二次障害だったらしいけれど。 左藤敦子。聴覚障害教育。聴覚障害とは?日本の聴覚障害教育の流れ。環境の変化の中での課題。どのように取り組むか。伝音難聴。感音難聴。準ずる教育。人工内耳。音が聞こ…

詩。

単なる詩というジャンルは、現代の日本社会にとってはメジャーとは言い難いものになってしまっている。書店の棚では短歌や俳句というジャンルと隣になっていることが多い。しかし新聞各紙には短歌や俳句の欄は週イチくらいにあるが、詩となると産経新聞の1面…

夏季に繁茂するビアガーデン。

昨日はあまり天候が良く無かったようだ。今日の朝も少し雨になったけど。5時頃に百貨店の店内放送で、今日のビアガーデンは中止すると流れた。商業施設の屋上ではビアガーデンがあるのが少なくないが、このコロナ渦では感染防止で工夫が求められているのでは…

国債市場拡大の意味(証券市場と私たちの経済第8回)

国債を無限に発行して良いとかよく分からないことを言う識者が居るが、経済原則を理解しているのだろうか? 野間敏克。日本における国債市場。規模の巨大さ。国債も多様。流通も店頭取引が活発。国債のリスクとリターン。個人による保有は少ない。日銀の保有…

プラトン主義。

アランの断章の最初を引用する。「肉体の美しさは魂の完全さのしるしでしかないと考える、愛の一つの性格。」肉体の美しさ、と聞いて最初に連想したのは、ソウル・オリンピックの男子100メートルで、9秒79というタイムで駆け抜けたベン・ジョンソン。You Tub…

台風一過。

今更だが台風10号が日本を過ぎ去っていった。被害や影響は甚大だけど。ただ今回は過去最大の台風と喧しく言われていて、対策も取られたのは大きいこと。covid-19に限らず、最悪の事態を想定して対処するのは危機管理の鉄則。ニコ生を見ていると、狼少年だな…

債券投資の基礎(証券市場と私たちの経済第7回)

債券投資は株式投資に比べ馴染みがないけれど、Softbankが社債を発行するなら投資するのも面白いかも。 債券のイメージ。馴染みがない?公社債投信や個人向け国債。債券も個人投資家にとり身近で重要。債券の基本的特徴。債券は何のために?多くの投資家から…

楽しみ。

今更だがcovid-19の流行の為に多くの楽しみが奪われている(勿論だが新しい楽しみが出来たのはあるけど)。世界中で観光に行けなかった方は多いと思う。今も行きづらい。私は1ヶ月に1回のペースで京都タワー下のStarbucksに通っている。コロナ禍以前は世界各地…

caféを開拓する。

今日の朝は、阪急高槻市駅前にある、グッドサイフォンカフェというcafé(何故か仏語)を探索する。店内は如何にも落ち着ける雰囲気。 豪勢に一番品数が多いモーニングセットを頼む(ちなみに800円)。先にトーストと珈琲が来る。美味。 少し経つとベーコンが上に…

キャスターが呼びかけるCOOL BIZ。

「クールビズ」(COOL BIZ)という掛け声(?)が、最近の日本では叫ばれるようになっている。弊店が入っている百貨店では、男女2人(ところで何故「男」が先なのだろう)の気象キャスター(自分で言っているが私は知らない)がCOOL BIZを呼び掛けている。確かに地球…

心理療法1:力動的心理療法(心理臨床の基礎第9回)

現実の対話にどれほど応用できるかが問題になると思う。 小川俊樹。力動的心理療法の前に、心理療法について。カウンセリング、サイコセラピー。心理面接。治療は医学用語。心理療法の対象は、狭い意味で病気に限定されない。カウンセリング。スクールカウン…

敬虔。

ラテン語ではpietas、西洋の徳目とされる。なので西洋で長い歴史を持つキリスト教と切り離せない概念である。まあ日本では仏教に対して敬虔である方も居る。しかし西洋で敬虔である人に対し数ではどうだろう?日本では明治時代に入ってから、従来の仏教各派…

始発から京都駅に。

今日は早朝から京都駅付近のクリニックに通院。始発で赴いたが一番乗りではなかった。ううみゅ。 台風の影響でJRはおおわらわ、になる?来るのはこれからだけど。関西に直撃するのだろうか? 5時半過ぎの空。朝はあまり良い天気ではなかった。昼はカンカン照…

臨床心理アセスメント2(心理臨床の基礎第8回)

心理アセスメントは色々と種類があるので、1つ1つ押さえていくこと。 心理アセスメントの全般を。心理アセスメントと心理療法は両輪。心理診断。上手く連動しないといけない。どちらかが強くてもいけない。どちらかが欠けてもいけない。適切なカウンセリング…

哲学。

古代の西洋や東洋に於いては、学問全般が哲学に属するとされる。西洋の哲学は英語で言うとphilosophy。今の日本に於いては、哲学はかなり狭い守備範囲しか扱わないように、少なくとも側からは見受けられる。しかしphilosophyと聞くと何でも含み込んでしまう…

嶺北と嶺南。

今日の朝に福井県の嶺北地方で地震があったとのこと(大阪府民のスマホが9時半に警戒音が鳴り響いたのは訓練。仕事中だったので驚いたけど)。嶺北地方って何なのか分からない方もいるので説明。今の福井県の領域は敦賀の北の山脈を境に分けられることが多く、…

第Ⅱ部 市場社会を補完する制度 社会保障(経済政策第5回)

高齢者の年金を捻出するためにも税負担や保険料負担の増加は避けて通れないと思う。年金額を下げても生活保護に移行するだけなので。 松原隆一郎。社会保障。市場に参加する条件の平等。では結果の平等に関しては所得の再分配はどうあるべきか。格差の拡大。…

恐怖。

確か1970年代だったと記憶しているが、五島勉氏がノストラダムスの予言を紹介した著書を出し、1999年7月に人類は亡びるのではないかと煽った。何故か高校の部室の中にも著書があったのを記憶している。かなりの人間が内容を信じ込んでしまった。70年代は冷戦…

立て続けに私を起こす営業電話。

9月になり多少涼しくはなったがまだ暑く、天気も悪いので自宅に閉じ籠もっている。ウツラウツラしていると、自宅の固定電話のベルが鳴る。受話器を取ると、とある通信販売の営業。通話して注文を受け、商品を送付して代引きで代金を回収する。家族が注文した…

リスクと証券(証券市場と私たちの経済第4回)

投資をするのにも数学は必要。私も含め苦手な人は多いだろうけれど。 家計と企業。日本全体として家計から企業への資金の流れ。決定因。家計の貯蓄については人口構造など。資本コスト。株式と負債を組み合わせる。どのように価格が決まるか。証券市場には社…

悲観主義。

この断章の中でアランは書いている。「悲観主義の本質は意志を信じないことである。オプティミスム(楽観主義)は全く意志的である」。ここから、意志を持って楽観的に生きるのが重要だ、との命題が導きだせる。それはその通りであるだろう。ただ、楽観主義で…

9月突入からの高槻の気候。

昨日から9月に。さすがに朝は過ごし易くはなっている。夏季は朝にシャワーを浴びているが、終わっても身体に汗が噴き出てこないのは良いこと。まあ駅から10分歩いて商品の検品をしていると汗は止まらないけど。ただ夕方はまだ暑さが。自宅の1階には空調が無…

社会科学の文体(日本語アカデミックライティング第13回)

客観的な議論が出来なくなっているのは現在日本の宿痾であると感じる。 草光俊雄。滝浦真人。社会科学と言っても広い。文体という用語も。社会科学はたしかに幅の広い学問体系。経済学法学社会学など。それぞれの学問に歴史や理論が、文体や文章の書き方も様…

考えること。

囲碁の対戦では、盤に向かう双方に持ち時間が与えられる。その時間を使って石を着手する場所を考える。現代では持ち時間が少なくなる傾向にある。しかし戦前は3日間かけて勝負をするということも多くあった。所要時間で双方が展開を読んで打つが、時折は気合…

関東大震災から97年。

今日9月1日は防災の日。関東大震災から97年目になる。といっても、殆どの人間にとり経験はしていないだろう。先月の敗戦(ここで「終戦」とする人は15年戦争から教訓を汲み取る気があるのだろうか)でも、戦争経験者はかなりの少数派になってしまった。私の父…

21世紀知識社会と大学のマネジメント(大学マネジメント論第15回)

今の時代にバブル期以前の大学の在り方が理想だと考えている人間は居ないだろうけれど、古き良き大学という郷愁を持つ人は少なくないのかもしれない。 山本眞一。21世紀知識社会と大学。知識の生産、伝達、活用に大きな役割が期待されている。不透明性を克服…

贖罪。

罪をつぐなうこと。現代の日本では司法権により犯罪行為に対して刑罰が課され、その刑罰を執行することで贖罪をすることとされるのが建前である。ただ、被害者やその関係者にしてみると、犯罪者に刑罰を与えたとして、それで贖罪したと思えるのかという問題…