F-nameのブログ

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「雨水」の頃の空模様。

今日は二十四節気で言うところの「雨水」。「立春」の次。この頃までは雪が降るが、雨に変わる。積もっていた雪も溶けていくという。なので次第に春に近づいていく。そんな時節である。ただ今年は寒気が日本列島に流れ込み積雪地帯は大雪になるとのこと。住…

ソーシャルワークの主な支援モデル(社会福祉実践の理論と実践第9回)

理論やモデル、アプローチが多彩なのは踏まえておきたいと思う。 大谷京子。二宮知子アナウンサー。ソーシャルワーク。多様な理論、モデル、アプローチを隣接分野から援用している。予測できる知識体系。システム理論。危機理論。モデルというのはある事情に…

改宗。

Internetで時々見受けられる事例として、日本人の女性がイスラム教徒と結婚してイスラム教に改宗するという話がある。日本ではイスラム教徒はかなり少数派である。様々な統計があるが、2010年時点で大きく見積もっても20万人は超えないとされる。しかしなが…

消極的な学歴詐称のこと。

世に経歴詐称をする人間は数多いが、最近になり「京大卒の医師」と詐称したとして逮捕された人間が出たとニュースが叫ぶ。京都大学絡みの経歴詐称となると、自分の経歴を語らない訳にはいかない。私は昭和末期に京都大学法学部に入学して、8年在学したが卒業…

対話的な学びの中で何が起こっているか(1)(教育心理学特論第9回)

このような授業は理想だとは思うが、教師の下準備が大変なようにも思える。 斎藤萌木。飯窪真也。知識構成型ジグソー法を実践した時の授業の事例。対話的な学び。参加する人の理解の深まりのための相互作用。建設的相互作用が起こりやすい型。グループでの話…

回心。

極めて大雑把な意味としては、「心理的状態を180度転換させて宗教的な立場に変化させること」となるのではないかと考える。法然は回心を遂げて浄土宗を開祖して人々に教えを広めた(彼が没した地の知恩院に恩師がおられる)。キリスト教でも頻繁に回心を遂げ…

今年のValentine DAYの戦略。

以前にも書いたが、一昨日の2/14はValentine DAY であった。ただ今年は学校や職場が休みの所も多かったと思われる。仮にchocolateを渡すとして、2/14の前にするか後にするかは難しい問題である。本命チョコで勝負するとなると更に難題である。私なら先手必勝…

研究法(5):実験法

臨床心理学で実権をするのは奇異に感じていたけれど、必要性がよく理解できた。 小川俊樹。研究法の中の実験法。臨床心理学の実験法は事例では?臨床と実験は対置する?臨床法とは性質を異にするが。実験法の研究も多い。実験とは?一般に小学校などで実験し…

品位。

オリパラの組織委員会の会長を務めていた森喜朗氏が辞任をされたことは日本に住む人の大半が知っていることである。会議で女性の話が長いとか言っていた。しかし男性で組織のトップである自分が冒頭に40分も話したのを無視するのはどうかと思われる。そして…

三寒四温の繰り返しの時節。

昨日の高槻市(今更だが説明すると大阪市と京都市の中間にあり枚方市では無い方)は異様に暖かい天候であった。今年の冬は近年になく寒かったので気温が上がるのは歓迎するところだけど、真昼には暑いくらいになった。立春は過ぎたが、まだ2月中旬。なので地球…

その他の債権・債務に関する記帳処理(初級簿記第9回)

随分久しぶりに簿記に触れたような気がする。実は日商簿記検定2級を持っているのだけれど。現実の取引に触れる必要がある。 その他の債権債務に関する記帳処理。メインの債権債務は?売掛金と買掛金。受取手形と支払手形。商品売買に用いられる販売活動を記…

満足。

ミクロ経済学の根底にある概念に「効用」というものがある。大雑把な意味としては、人の持つ満足度、という意味である。例えば飲み会での最初のビールは誰でも(アルコールが全く駄目な私のような人間は含まないが)プハーと大々的に満足するから効用は高く…

東北の地震と避難所のテント。

昨晩に東北で大きな地震が起こったのを、早朝にYahoo!ニュースで知る。災害の情報はNHKを見るに限る。夜11時過ぎの地震に対し未明の1時に気象庁から発表がなされ色々と情報が。そして余震が続く。というか今回の大きな地震も10年前の3月11日の余震であるとの…

各論5・近世、近代日本の公共圏と公共空間(日本政治思想史第8回)

公共空間と共同体を重ね合わせて形成することは出来ないのだろうかと感じた。 原武史。近世近代の日本の公共圏と公共空間。ここで言う公共圏とは?公共。公共事業や人権を制約する公共の福祉。政治学の世界では肯定的に用いられるように。公共圏の起源は西洋…

揺るがぬこと。

昨日に続きblogを検索してこのentryがhitする。 このentryを書いたのは、2018年6月18日に大阪府北部地震が発生してから約5ヶ月後のことである。俗に「揺るがぬ大地」というフレーズが使われることがあり、聞いて何となく納得したような気になってしまう。地…

Valentine DAYの攻防戦。

明日2月14日はバレンタインデーValentine DAYである。日本では誰かが誰かにチョコレートchocolateをあげる日になっている。何故そうなったのかは問題であり、ゆうきまさみ先生の「究極超人あ〜る」では戦後のアメリカの進駐軍が日本の子供たちにchocolateを…

心理アセスメントとは(臨床心理学特論第16回)

かなり歴史の変遷がややこしかった。現実に役立つかどうかはいまいちわからなかったけれど。 小川俊樹。心理アセスメント。臨床心理士の主要な業務。心理査定。目的や役割。総論を。各論や実際についてはそれ以降。4つの専門業務の1つ。臨床心理査定。心理査…

慰め。

blogの中を検索すると、7年前のentryが出てきた。 この日は京都駅から歩いて30分ほどの運送会社で働こうと採用面接を受けたのを思い出す。現金輸送(略して「現送」と呼ぶことも多い)での小銭の処理が業務内容であった。entryをお読みいただきたいが、良か…

森喜朗氏から川淵三郎氏へのrelayについての雑感。

森喜朗氏が辞任されて、後任には川淵三郎氏がなると各報道機関は昨日から報じている。藪から棒に話が出てきたので、マスゴミが勝手に既成事実化しているのではないかと勘繰っているが、これを書いている12時30分の時点ではその方向のようだ。例の女性蔑視の…

チャイナプラスワンのベトナム産業政策(アジア産業論第8回)

ベトナムから来た人間も私の街には多くなった。社会の理解が必要。 朽木昭文。チャイナプラスワンのベトナムの産業政策。ベトナムの改革。86年に開始。ドイモイ。刷新。ドイモイ政策。成長がある程度できたところへの是正をする社会政策。画期的なベトナム北…

考慮。

弊店がある百貨店は、昨年の春には緊急事態宣言を受けて臨時休業をしていた。感染が沈静化したので営業を再開することになったが、100%元通りになった訳ではないようだ。店内のアナウンスannounceで時折、「お客様の利便性を考慮して」という言葉が流れる。…

フィクションを重ねた「建国記念の日」。

今日2月11日は、日本国の祝日で「建国記念の日」であった。なお「建国記念日」と呼称することが多いが、少なくとも日本では誤りである(私も知らなかった)。世界各国にも建国記念の日に類するものを設けている国は多い。しかし具体的にどうやって決めたのに…

高齢期の「暮らしやすさ」保障(高齢期の生活変動と社会的方策第8回)

男性の聞き手はある意味で珍しいけれど、彼はコツを掴んているようにいて好感が持てる。 片桐由喜。高齢期の暮らしやすさ。若い頃に比べ思うように出来なくなる。暮らしづらさを感じる。多くの人は自宅に長く住み続けたいと考えている。暮らしづらさを克服す…

助言。

京都大学在学時に、私は学生懇話室(現在のカウンセリングルームの前身である)で週1回のカウンセリングを受けていた時期がある。基本的には自分の状況を話してカウンセラーからそれについての助言を受ける、というシステムだった。但し、一般的にはカウンセ…

芥川賞作品掲載の2つの媒体。

本日は文藝春秋本誌の3月号の発売日。 文藝春秋2021年3月号[雑誌] 作者:藤原正彦,角田光代,片山杜秀,船橋洋一,羽田圭介,塩野七生,橘玲,小川洋子,西川美和,吉田修一,林真理子,佐藤優 発売日: 2021/02/10 メディア: Kindle版 今回は半年ぶりに、芥川賞の受賞作…

ライフ・サイクル論5:高齢期(臨床心理学特論第15回)

両性具有性は身につけた方が良いのかもしれないなあと感じる。 小野けい子。ライフサイクル論の高齢期。平均寿命が80歳以上に。元気に活躍する高齢者。テレビでも紹介。平成26年の平均寿命は男性で80歳以上。65歳以上が20%以上。生涯発達心理学。なかなか発…

同意。

昨年に肉親が入院を長らくしていたが、胃ろうをして延命措置を希望するかどうかを姉と私は医師から聞かれた。私はそれについて詳しい話は聞いていなかったが、姉は肉親からそこまで長生きもしたくないとの話を聞いていた。なので胃ろうの処置には同意せずそ…

仮囲いと通路の幅の相関関係。

昨日まで弊店の隣の1つは、じゅうたん(絨毯)を扱う百貨店直営の売場であった。しかし昨晩に仮囲いが張り巡らされている。今朝にバックヤードで仕事をしていると、絨毯を持ってきた取引業者から新売場は何処かを聞かれる。別の階に移動していますと伝える。仮…

ライフ・サイクル論4:成人期(臨床心理学特論第14回)

中年期は様々な様態があると思うけれど、共通点もあるはずだから、そこから話を始めた方が良さそう。 小林真理子。佐藤真紀子、大分県厚生連鶴見病院。ライフサイクル論。成人期。一定の基盤を。発展が期待。ストレスと危機。発達段階。様々な変化や心理的問…

是認。

人間が死んだかどうかの判断基準は地域や時代により異なる。一般的には心臓の不可逆的停止をすれば死に至ったということになる(昨年の私の肉親の場合もそうだった)。これは傍に居る人間(大抵は医療の知識に乏しいであろう)にも了解し得る基準であると言…