F-nameのブログ

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

高校世界史の欠陥。

今日もそうだけど、放送大学でアフリカAfricaについての全15回の講義が開講されており、大抵の回は聞いた。と言ってもヨーロッパEuropaと絡めてだけど。今でもそうかもしれないけど、高校の世界史ではAfricaの歴史について体系的に語られることはほぼ無い。…

大航海時代とアフリカ(アフリカ世界の歴史と文化第7回)

アフリカ史は高校の世界史では習った覚えはない。まさか今はそんなことはないだろうけど。知識の欠落が著しい。 草光俊雄。大航海時代とアフリカ。大航海時代。コロンブスの大西洋横断。ヴァスコ・ダ・ガマがインド洋に出てインドに。エンリケ航海王子がアフ…

混乱。

日本では「戦後混乱期」と呼ばれる時代がある。今更だが1945年(昭和20年)夏に日本が大東亜戦争(一般には「太平洋戦争」と呼ばれるが大日本帝国ではそう呼称していた)が敗北した後の時代であり、1951年にサンフランシスコ講和条約が結ばれ日本が独立を回…

谷村有美さんのradioでの思い出。

今朝の日経新聞に、色んな企業の経営をしている原田泳幸氏が妻に暴力を振るったとして逮捕されたことが報じられた。NHKのWebニュースにも記事が。 「日本マクドナルド」原田元社長 妻に暴行の疑いで逮捕 | NHKニュース 上の記事にはないが、原田泳幸氏の妻は…

高齢期を支える所得保障制度(高齢期の生活変動と社会的方策第7回)

高齢期は65歳からのままなのか70歳以上になるかは分からないが、すぐに来るのは確実なので、その日に備えておくのが必要。 片桐由喜。光部樹。高齢期の所得。働く人が多い。最近はコンビニなどで働く人が。貧富の差も大きい。超高齢社会。日本では10年に。人…

合致。

私は小売業に従事してもうじき4年になる。小売業と他の業種と違うのは、棚卸しを定期的に実施するかどうかである。商品のシステム上の在庫と現実の在庫が合致しているかどうかを確認する作業である。弊店のチェーンでは1年に1回実施している。定休日が無い店…

「反社会的行為」が横行する喫茶店。

今朝のことだが、或る喫茶店に入った。如何にも古来昔からある小さい所である(カフェcafeと書いてないところがミソである)。注文をしてcoffeeを味わっていると、中年の男性らしき人(私よりは若い印象)が入ってくる。アルバイトの店員が「マスクは持っていま…

箱庭療法(臨床心理面接特論(2)第7回)

箱庭療法は具体的なものから理論的なものを取り出さなければならないのだなと感じた。 小野けい子。心理療法の世界。箱庭療法。よく知られている。箱庭療法の概略。歴史。56年カルフ女史により創始。日本には65年に河合隼雄により箱庭療法の名で。遊びが日本…

心づかい。

今の若い方々はInternetが当たり前に存在すると思っている(デジタルネイティブ世代とも呼ぶ)。しかし1990年代後半にInternet(というかパソコン通信も隆盛だった頃)が普及してきた時は、私は20代の後半だったので意識的に切り替えが必要だった。個人にメ…

「中受」のmeritとdemerit。

「中受」と聞いてピンと来る方は多いのだろうか(私はつい最近に知った)。高校の友人の御子息が第一志望に合格したとFacebookで知る。言わずと知れた「中学受験」の略語である。首都圏や関西圏などで隆盛を誇る。ほぼ全てが中学高校と一貫したカリキュラムcur…

研究法(3):事例研究法(臨床心理学研究法特論第7回)

自分の直接体験するものは限られるので、多くの物語を把握した方が良いのだろうと思う。 名取琢自。事例研究法。自分が実際に事例に触れて体験を元に。心理臨床の事例研究。概念的知識や手続き的知識。知識を学ぶことと技術を学ぶこと。河合隼雄。エピソード…

同情。

昨今のコロナ禍で、休みの日には自宅に居ることが多くなっている。昼間に居るとたまに固定電話に電話がかかってくる。受話器を取ると、大抵はセールスである。最近は福岡県の業者が商品を薦めに電話をしてきた。決済は配達時の代引きで行なう。要するに電話…

春分の日を過ぎてのdynamism。

一昨日と昨日のentryでは、節分の日と春分の日が例年より1日早まったことを書いた。今年は2月3日が春分の日であった。暦の上では春である。太古の昔(と言っても昭和の後期だが)では春分の日が過ぎても寒さはそのままで、旧暦が示す日本の自然のダイナミズムd…

異文化と価値観(コミュニケーション学入門第7回)

文化による価値観の違いは様々な実証研究が為されている模様。印象論で論じるのは控えた方が良いかもしれない。 花光里香。根橋玲子。異文化と価値観。会話の原則と挨拶言葉。文化の価値観が反映されている。挨拶自体も文化で大切なもの。日常生活で文化を感…

寛大。

私は1988年に京都大学法学部に入学した(つまりは昭和最後の入学者である)。当時は教養部という組織があり、1回生や2回生(関西圏の大学は「学年」と言わない)向けの一般教養科目を担当していた。今からは信じられない話だが、かなり寛大な教官がゴロゴロ…

9年前の節分の日。

今日は春分。昨日の節分は100年以上ぶりに2月2日だったのは昨日のentryにも書いたけど、春分は節分の翌日(順序的には逆だろうが)なので、2月3日になるのも同様に久しぶりの筈。これまでの2月3日は節分の日であり、Facebookに9年前にした投稿によると、その年…

各論(1)  視覚連想法1(投影査定心理学特論第6回)

現物を見てから講義を受けたほうが良かったかもしれない。分析には年月が必要なのだろう。 佐々木裕子。資格刺激からの。投影法検査。ロールシャッハ法。ハンドテスト。視覚刺激をどう認知して体験したのか。スコアリングを通して共感的に理解。実施と解釈は…

いつくしみ。

2018年のentryで、最後に例として餃子の王将について触れている。 自宅近くの整形外科医院の隣に餃子の王将が開店してから数年になるだろうか。近隣が開発されマンションが立ち並び人口が増えたのもあるし、国道171号線(地元の人間は「イナイチ」とも呼び習…

恵方巻の風習の発生過程。

今日は節分である。今年は124年ぶりに2月2日であるのは盛んに報道されている。理由についてはウェザーニューズの記事を参照。 2月2日の節分は124年ぶり!恵方巻の方角は - ウェザーニュース そして恵方巻を食べるのもすっかり日本人の習慣になっている。弊店…

多国籍企業の知識と技術(国際経営第6回)

洋楽の知識が必要なのには聴いていて驚いた。確かに70年代には生を受けていたけれど。 洞口治夫。多国籍企業の知識と技術。優位性を。自社の持つ知識を新しい知識に。組織として知識を。暗黙知。形式知。知識創造理論。暗黙知依存の危険性。集合知。ソニーミ…

明晰さ。

私は十三にあった大阪北予備校という大学受験予備校で京大文系クラスに1年在籍していたことがある。英文解釈の講座の中に、碩学たる先生の講義があり、知的にスノビズムを感じられて面白かった覚えがある。昭和末期の京大の英語の英文解釈は構文も高度だが内…

帰蝶様のお言葉と本能寺の変。

昨日の晩は自宅絡みの単純作業をしていた。それだけだと面白くないので、大河ドラマの「麒麟がくる」を流す。新型コロナウイルスの影響で次回の2月7日が最終回。どうも本能寺の変で終わりそうな感じがする。そもそも謎が多いし動機も色々と語られている。私…

日本仏教の思想5 -日蓮と法華信仰(日本仏教を捉え直す第6回)

一応は学会員(学術世界のそれではない)なので日蓮の思想は把握しておかないと不味いと思う。 頼住光子。日蓮と法華信仰。激しい権力批判。対決の姿勢。日蓮は特異な地位を。多くの信仰者の集団を。権力者から弾圧を。仏教における世俗権力との関係。仏教で…

叫び声。

先週の金曜日の晩に、NHK大阪がコロナ禍で経済的に困窮している人たちを救おうと奔走しているケースワーカーを追う番組を放映していた。大阪府の近郊にある都市が舞台なのだが、ホームレスと思しき人間が居ると聞けば、未明に傍に駆けつけて支援を受けないか…