F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

誤りその2。

学校教育では、基本的に教科書の内容を学ぶ。そして試験でそれを吐き出す。そう言う能力も社会で生きるには必要なのかもしれない。その際に前提となるのは、教科書の内容に誤りはないということである。大概の場合はそうかもしれないが、そうでない場合もある。高校の社会科では、ソ連などの社会主義国の政治や経済についても教わった。日本は三権分立で混合経済の筈だったが、ソ連についても否定的なニュアンスではなかった。意外とまともになんだな、という印象を受けた人間は多かった。今から思えば噴飯ものである。教科書でも幾らでも間違える。自然科学だと日進月歩だろうと思う。もしかしたら教科書を指定しない学校教育の方がマシかもしれない。