F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

はじめに:博物館経営とは(博物館経営論第1回)

とびらプロジェクトは面白そうだと感じた。営利企業の経営にも活かせるかもしれない。

 

そもそも経営とは?博物館の経営の範囲は?特徴と現在の状況。
博物館と経営マネジメント。経営とマネジメントを便宜的に同じ意味として。組織のマネジメントとは?ドラッカー。あらゆる組織が社会の機関。自らの機能を果たすことによってニーズを満たす。組織は何を為すべきか、機能はなにかである。中核はマネジメント。役割による定義。社会的貢献。マネジメントの3つの役割。組織の使命や目的を果たすために。組織が社会に及ぼす影響。組織の中核を。組織とマネジメントを直結。博物館のマネジメントとは?ミュージアムアドミニストレーション。理念に沿ってどのように展開するかの大目的。ミュージアムマネジメント。施設などの運営管理。
博物館経営の特徴。使命、経営資源、ステークホルダー。使命の重要性。固有の使命や設置目的がある。社会的利益を。収益が最上位の目的でもない。非営利組織に共通。地域に貢献、など。収益への言及はない。重要ではないとは言えないが。経営資源。必要な様々な資源。ヒト・モノ・カネ。企業では技術や特許、ブランド、情報システム、取引先とのネットワークという無体なものも。博物館では?スタッフ、ボランティアなど。清掃などの委託業者。博物館協議会。コレクション。展示や教育普及活動。建物や施設など。財源。入館料など。財源の数割程度。残りは税金など。情報的資源。博物館が質の高い成果を出し続ける為の指標。企画展であれば相応しいコレクションがどこにあるかの情報。展示のスキル。価値を決める重要な。質の高い企画展を次々と。更に地域社会の課題解決に貢献。蓄積によるブランド形成。多様なステークホルダー。
博物館を取り巻く今日的状況。15年の国土交通省の国土形成計画。長期的見通しを。目指すべき国造り。急激な人口減少。高齢化の進展。競争激化。インフラの老朽化。地球環境。ICT技術など技術の進展。人口減少と外国人観光客の増加。地方での過疎の進行。行政サービスの問題。高齢者人口の増加。健康な高齢者の社会参画。観光客の受入環境整備。日本文化を知る場所としての博物館。ユネスコ勧告。ミュージアムとコレクション。博物館の社会的役割。文化の伝承と異文化間の。フォーマル教育とインフォーマル教育。成人教育。文化遺産や自然資産の価値の伝承。公衆の意識を高める。不可欠な公共の空間。社会的な絆や継承。全ての人々に開放され、物理的文化的アクセスを。科学的な問題について議論を。今後は想定されていなかった人にも。博物館だけでなく社会的包摂の重要性を。勧告の内容と同じ文脈で。市民参加が必要。使命や経営資源、ステークホルダーとの関係を維持しながら、社会変化にどう対応するかが重要。自らの使命に特有の役割を果たすなど。
東京藝術大学。今日的状況。東京都美術館との、とびらプロジェクト。都美と藝大。12年の4月に都美のリニューアルオープン。ミッションも新しくなる。アートの入り口となる。新しい価値に触れ世界との絆が。アートコミュニティ。美術館の本来的意味を捉え直す。アートの専門家だけで考えない。ゼロからの対話を。対話が生まれる構造をどのように取り入れるか。対話によって一緒に作る。藝大も社会に貢献するために連携。東京の上野の隣にある。アートを介してコミュニティを育む。一般の人からトビラー。多種多様な人とのコミュニケーションを取りながら新しい価値を。自分たちでの実践と、対応する講座。行き来することによってアートコミュニケーターの役割を深める。とびラボ。この指とまれ式。集まったメンバー全員で出来ることを。一般的なボランティア活動とは違う。美術館のプレイヤーとして。一緒に進める重要なパートナー。フェルメールの真珠の耳飾りの少女。記念撮影のアイデアを実現する。一般の人が策の中で耳飾りの少女に扮する。しかしポースは難しい。そのことに気がつくことで新しい観点が。聴覚障害の人。様々な画材を用いて。活動は多彩。トビラーの能動的活動。とびラボ。目的が達成されると解散する。また新しいプロジェクトをする時にはとびラボを設定し直す。年間300ほど。対話の機会を豊かなものにする。予め決められたチームではなく、柔軟に。モチベーションを高める。考え方が共有しやすい。解散が予め設定デザインされているので、間違いを修正しやすい。リセットする。非日常的な空間。それぞれのトビラーが持つ常識や思い込みを引っ込めてゼロから始めるというオープンマインド。組織のデザインがユニーク。活動が生む価値。社会に届けられる。異なった価値を共有して育む。来館者とのコミュニケーションがソーシャル・キャピタルに。それぞれの生活圏に帰ってからも、経験を活かしてコミュニケーターとしての役割を。アートコミュニケーターとして、NGOを立ち上げるなど。非日常的な空間が日常の生活を編み直す。上野には9つの博物館がある。循環の。肝臓。様々な役割を果たす。エネルギーを循環させるなど。ミュージアムは人々の営みを支える大切な社会装置。日常的空間にエネルギーを。人々の繋がりを大切に。

 

博物館経営論 (放送大学教材)

博物館経営論 (放送大学教材)