国際環境の変化により、覇権を握っているとされる国は変遷している。当然だが議論は尽きない。しかしイギリスからアメリカに覇権が移ったとするのが最大公約数であろう。国力については様々な側面があるけれど、経済的にも政治的にも軍事的にも絶対的な強さが求められるのは書くまでも無いだろう。日本は過去には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と誉めそやされたことがある(1979年に出された書籍の題名である)。しかし今現在はアメリカから中国に覇権が移るかどうかが問題となっている。ただ中国は一人っ子政策の影響で長期的には人口が減少する。今世紀になってからの中国はやたらアグレッシブaggressiveだが、人口減にならないうちに拡大しなければならないとの危機感があると考えられる。