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高齢社会の食生活と健康対策(食と健康第15回)#放送大学講義録

ーーーー講義録始めーーーー

 

講義概要:「食と健康・高齢社会」

日本は超高齢社会を迎え、65歳以上の高齢者が総人口の40%に達すると見込まれています。多くの高齢者が健康で暮らすためには、日々の食生活が極めて重要です。
本講義では、以下の内容を学びます。

  1. 高齢社会の現状

    • 「高齢者」の定義(65歳以上)

    • 日本の高齢化率と健康寿命の概念

  2. 高齢者の食生活──咀嚼・嚥下機能

    • 噛む(咀嚼)のメカニズム

    • 飲み込む(嚥下)のメカニズム

    • これらが低下すると起こる問題

  3. 介護食品・加工食品の活用

    • 高齢者向け食品の特性

    • スタジオ実習:代表的な介護食品を手に取り、その使い方と効果を確認

  4. 高齢者の栄養と健康──フレイル & サルコペニア

    • フレイル(心身が衰え、介護リスクが高まる状態)

    • サルコペニア(筋肉量・筋力の低下)

    • 予防・改善のための栄養戦略

以上を通じて、「食」の視点から超高齢社会を支える実践的知識と技術を習得していただきます。