F-nameのブログ

はてなダイアリーから移行し、更に独自ドメイン化しました。

不正。

不正な研究が増えている。パーセンテージが高くなっているのかは分からないが。率が同じでも論文数が増えているので事例も多くなる。大学や研究所、学会も神経質になっていて、セミナーの参加を必須にするなどの対策をしている。特に自然科学に言えることだが、学問分野の奥行きが急激に拡大しているにもかかわらず、研究予算はそれに呼応して増えていない。なので科研費などの研究資金を獲得しなければならないのだが、誰でもそう考えるのでチャンスは小さくなりがち。不正に手を染めるのも自然なことなのかもしれない。下手したら食べていけなくなるのだから。現代の宿痾か。