F-nameのブログ

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2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「阪急電車」を9年振りに。

今日は昼に関西テレビ(俗に言うカンテレ)で、映画「阪急電車」が放映され鑑賞する。有川浩(今は「ありかわひろ」名義で活動されている)先生のげんさくである。 阪急電車 片道15分の奇跡 発売日: 2014/04/01 メディア: Prime Video 阪急電車 (幻冬舎文庫) …

イントロダクション(アフリカ世界の歴史と文化第1回)

差し当たりAfricaと一律に扱うのは愚かだと感じた。まあEgyptと南アフリカ共和国を一緒に考える人間は普通は居ないと思うが、一応は大陸が同じなのであり得るかもしれない。 草光俊雄。北川勝彦。アフリカ世界の歴史と文化。全体の狙い。アフリカのイメージ…

懐疑主義。

私はカール・セーガン氏の「悪霊にさいなまれる世界」という上下巻のハヤカワ文庫を読んだことがある。 悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者:カール セーガン 発売日: 2009/07/05 メディ…

legacyを無視する輩。

今日は10月10日。私はどちらかと言うと古い人間(まあ半世紀になるから)なので、つい「体育の日」を想起してしまう。今は別の日になり(たまたま10月10日になることはあるだろうけど)、名称も変わった。しかし把握はしていない。単に(世間一般に)休みだな、と…

NPO(非営利組織とは)(NPOマネジメント第1回)

NPO団体などの現在の状況を把握するためにも歴史の知識は欠かせないかも。 河合明宣。NPO法。市民が行う自由な社会貢献活動。ボランティア活動を市民が行う。NPO法とボランティアの関係。ボランティアの内容。自発性。自らの意志。貢献性。無償性。ボランテ…

多血質(の人)。

ヒポクラテスなどは身体の体液の割合で人間の気質が決められると考えた。体液病理学という考え方がベースになっている。血液が優勢になっている理由での気質を多血質と呼んだ。活動的だが感情の変化が激しい人間のことが多血質の人とされた。ルネサンスRenai…

何処でも必須の火災予防。

弊店が入居している百貨店では、今日の開店前に防災訓練が行われた。私は参加出来なかったけれど。一定の規模の商業施設では、毎年の防災訓練が義務づけられている。以前に私は地下街で施設警備の仕事をしていたが、何回か防災訓練の手伝いをしたことがある…

睡眠の構造(睡眠と健康第4回)

一口に睡眠の状態といっても複雑なのだなあと感じる。 84年に睡眠脳波を測定する実習を受けた。徹夜して。観察すると眠れないとか、その瞬間ごとに手に取るように分かる。そのまま睡眠の研究に。睡眠の一晩の経過。睡眠の深さはどのように測る?音を鳴らして…

嗚咽。

今年の7月に肉親を亡くしたことについて、読者は何度もお読みになられたと思う。肉神を亡くしたと言っても、急逝という訳ではなく、入院して何度か転院をした上での話であり、私含め遺族の側もある程度は覚悟が出来ていた。COVID-19が蔓延していたので、何度…

ノーベル賞授賞者とその周辺の話。

ノーベル賞ウイークたけなわである。しかしわざわざ「ウイーク」と銘打って盛り上がるのはどうも日本だけらしい。ニコニコ生放送では発表直前から盛り上がっているけれど、今年の自然科学3賞には日本人の研究者は居なかった。なお化学賞のお二方はゲノム編集…

高齢者福祉の実践(社会福祉実践の理論と実際第13回)

この先に自分は高齢者に関わる仕事をするのかもしれないけれど、覚悟はあるのか?と感じる。 新田雅子。介護の現場から理念と実践について具体的に。六車由実の介護民俗学。高齢者福祉の固有の機能や価値。デイサービスに行き聞き書きに参加を。六車由実さん…

叡知。

アランの断章の後半部を引用する。「叡知とはあらゆる種類の性急な判断や先入観に陥らないようつねにめざめている慎重さである。だから叡知は、知られていることや受け入れていることを問い直し、さらに確かなものとするため、主義として懐疑する。」つまり…

服装が増え仕事も増える。

今日も早朝に目覚めたが、やけに冷える。夏用の寝間着だけでは寒いので、外出着に着替える。この夏季は長袖のワイシャツで出掛けていたけど、外は気温が更に低いと思い、上着を出して着用する。職場では長袖の白ワイシャツの上にエプロンを羽織ることになっ…

中山間・離島地域の公共交通問題(都市と農山村からみる身近な経済第9回)

コストがかかるから中山間地域や離島から人間を集めろという、そんな雑な議論が都市部から出てくるかもしれないなあと感じる。 新井圭太。中山間地域。マイカー。高齢者が多い。やがては運転ができなくなる。バスのサービスが必須。鉄道はメジャーではないか…

秘蹟。

キリスト教での儀式で、神の恩恵に与るとされる一定のもの。宗派により内容は違う。誰でも経験しているようなものだと、婚姻が挙げられる。キリスト教で執り行われる結婚式なら、列席された方も多いのでは。他はTVドラマでも頻繁に光景が流れている。私は一…

presidentの周辺とcovid-19。

今日になり驚いたのは、covid-19に感染していたトランプ大統領が退院したこと。様々な観測記事が溢れていて、重症らしいとも言われていたから。ただ症状は一時は酷かったが、病状は快方に向かっているとされる。人間としては治癒するのを希望する。核ボタン…

数学的基礎(心理・教育統計法特論第2回)

講師の先生はご存じないかもしれないが、今の高校数学のカリキュラムには行列はない。何故カットしたのかは正直なところ理解に苦しむ。まあ私も2×2の行列しか扱っていないけれど。 必要となる数学的基礎。もう知っている?一方では、心理学は文系だから数学…

夢。

大抵の人は、睡眠中に夢を見る。私も。夢占いはかなりの歴史がある。そしてカウンセリングの世界でもクライアントの夢は重要視される。この2つの為には、自身が見た夢を覚えているのが必要である。ところが私の場合、夢の内容は殆ど覚えていない。空中に浮か…

通勤路でのpanic。

今朝いつもの電車に乗り阪急高槻市駅に着くと、ホーム上はやたらと人間が林立している。鬱蒼とした木々がある森のように混んでいる。同じ阪急京都線では淡路駅も似たようなことになる(四方に路線が伸びていてボトルネックbottleneckに)が、何か異常でも?と…

組織における学習(成人の発達と学習第12回)

自分のキャリア形成についてはもっと意識的にならないといけないと感じる。まあ知的好奇心は結構在る方かもしれないけれど、それだけではどうかと思う。 岩崎久美子。組織における学習。組織の中で人との相互作用で行われる学習。中原淳。人材開発論。企業や…

決断。

「決めて断つ」と、構成している漢字を考えればそのように言い換えが出来る。決めるのは勿論だけど、鍵は「断つ」。つまり他の選択肢を排除するのがポイントである。例えば読書をするにはネットサーフィンnetsurfingをするのを止めなければならない。まあマ…

朝一番の理髪店と大統領の感染。

つい最近に散髪をしたように思うが、髪の毛が伸びて変な感覚を受ける(「感覚を感じる」と書きかけたのには自分でも驚く)ように。神経過敏ではないと思うけど。それでいつもの理髪店に朝一番で赴く。互いに慣れているのでスムーズに終わる。髪を切るだけのコ…

今日的な課題への対応 ~その(3) 行動上の問題の理解と支援

現場でも分析するための理論は頭に入れておくことが必要。もちろん頭でっかちでもいけないけれど。 行動上の問題の理解と支援。知的障害や発達障害のある児童生徒。様々な場面で気になる困った行動を。行動上の問題は知的障害教育の現場で課題に。多くの教育…

諦め。

「諦めたらそこで試合終了だよ」という、安西先生の台詞は誰でも耳にしたことがあると思う。裏読みをすれば、今の試合を終了させて新しい試合に挑めば良い、とも読める。実のところ、成功するより失敗の方が確率的に多いのが通常なので、サッサと諦める方が…

早朝のJRの気になる光景。

今日は恒例の、京都駅近くのクリニックclinicに早朝から出かける。 何時もJRを使う。最寄りの駅は出来てから11年になり新幹線を使うにも便利になった。ただ、西口の方はまだ開発されていない?役所などが案内されているが、少し遠く、しかも高台を登らなけれ…

変容的学習(成人の発達と学習第9回)

過去の辛い出来事を振り返り、糧とすることが必要なのではと感じた。 岩崎久美子。変容的学習。元になっている言葉は。意識変容の学習とも訳される。生きている中で様々な人生上の出来事に。変容的学習とは自分の価値観に混乱をもたらすような出来事を乗り越…

非難。

「非難」と「批判」は明確に意味が違う。論理的に事実と異なることを相手に示すのが「批判」で、特定の人につき名指しでするのが「非難」ということになるだろうか。基本的に批判するのは良いとしても非難はするべきではないというのが、人間関係を維持する…

今日の日経の株式欄。

周知の通り、昨日10月1日は東証のシステムダウンで取引が終日にわたり出来なかった。今日は平常に復帰しているけれど。差し当たり今日の日経の株式欄でも載せておく。 御覧の通り、何もデータが無く横棒ばっかりである。ある意味では貴重な紙面であろう。今…

心理療法5:集団療法(臨床心理学特論第24回)

集団療法を受けるには自分で探すしかないのだろうか?難しいかもしれないけれど。 集団療法。心理療法や精神療法は集団場面においても同様。サイコセラピーを心理療法、精神療法と呼ぶことが多いが、両者の指すものは同じ。心理と精神の二通りの訳語が定着。…

糾弾。

私は京都大学の、昭和時代で最後の学部入学生である。「学生紛争」という言葉は、今や団塊の世代くらいが懐古的に使うものに成り下りつつある。その学生紛争の残り香が残っているのが京大の教養部の雰囲気であった。左翼の各セクト(それと準ずる団体や個人を…