F-nameのブログ

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2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

暑熱順化がない時節の猛暑。

今年の梅雨入りは5月の中旬で史上最速であった。その後は雨が降ったり晴天だったりという気候である。今世紀に入ってのことだと思うが、6月だからといって熱中症が無いということにはならない。暑さに慣れない(概念としては暑熱順化などという)と油断して熱…

知的障害教育の指導法 ~その(1)生活単元学習(知的障害教育総論第5回)

通常の学校に応用するのも良いかもしれない。 高倉誠一。知的障害教育の指導法。生活単元学習。知的障害だけに認められた特別な指導形態。領域教科を合わせた指導。教科と道徳特別活動自立活動の領域。それらを合せて指導。国語の指導内容は国語でするのが通…

隷属状態。

日本は独立した国家であるか?この問は政治を論じる際に頻繁に問題となる。仮に或る国家(もしくはそれに準じる政治勢力)に隷属しているとなると、独立国であるとは実質的には言えないことになる。それで政治の議論では、アメリカに隷属しているだの中華人…

秋葉原の無差別殺傷事件から13年と1日。

昨日に続き悲惨な事件を題材にする。08年6月8日に、秋葉原の路面で無差別殺傷事件が起きて7人が死亡した。私もかなり狼狽したのを記憶している。その翌日が新聞休刊日だったので、9日の夕刊を買い漁ったことも。社会構造的には色々と発生要因の分析は為され…

自閉症等のある幼児児童生徒の理解と支援(知的障害教育総論第3回)

自閉症の児童に対する指導の工夫は、それ以外の児童への指導にも有効かもしれないと感じる。 藤原義博。自閉症等の。障害論の展開。知的障害を伴う自閉症教育の観点と支援の在り方。時代により障害論は変わる。教育的支援も変わる。自閉症が典型例。43年のカ…

公平。

ワクチン接種が日本でも進んでいる。6月になりワクチン接種の総合計は1500万回を超えている。正直なところ、ここまでスムーズに進行しているのは嬉しい誤算であると思える。大規模な設置会場も国や自治体により設けられている。更に職場単位でワクチン接種を…

附属池田小事件から20年。

今日2021年6月8日は、附属池田小事件から20年目の節目である。殺された児童の同級生や教員、それから児童の遺族のその後が頻繁に関西のメディアmediaでは流されている。附属池田小では年5回、不審者が侵入した際の対応を訓練している。今の校長は、当時は6年…

均衡。

国際政治の分野に「勢力均衡」と呼ばれる概念がある。大雑把に言うと、国家などの勢力が相互に軍事力などを持ち、互いに実力行使を控えている状態、とまとめることが出来る。19世紀のウィーン会議からのヨーロッパ主要国の関係を指すことから、この概念は使…

知的障害のある幼児児童生徒の理解と支援(知的障害教育総論第2回)

知的障害を持たない子供にも当てはまることではと。 佐藤愼二。知的障害のある幼児児童生徒の理解とその支援。まず困難さ。学校教育や支援の大切なこと。知的障害とは。国際的な定義。3項目。明らかに平均以下の知的機能。読み書き計算。言葉だけで考えたり…

骨太の方針2021と医療提供体制の雑感。

最近の朝はPC作業をしながらNHKラジオ第1を聞いている。TVのNEWSと違って画面に注意する必要がないので便利である。今日の朝6時40分からは慶應義塾大学経済学部教授の土居丈朗氏が出演された。実は出身高校の新聞部の後輩である。公共経済学が専門で、毎日新…

通信教育で人生が変わった ~小説家・脚本家 中江有里~(放送大学特別講義)

勝手に放送大学の講義を聴いているのはいわゆる勉強に該当するのだろうか。 中江有里。通信制高校大学で。通信教育で。通信制を選んだのは、何を感じて学んだか。73年大阪市で。芸能界に入るまで。子供の頃は大人しかったと。頭の中で考えて言葉にしない。書…

試練。

昨日の日本経済新聞の関東の地方面に、「首都圏最大の温泉地」と断言する(他に温泉地はあると思うけど)箱根の観光客が激減していることが報じられている。20年の観光客数は前年比33.7%減の1257万人で1972年以来最低の数。勿論コロナ禍の影響が大きいけど…

ラジオで介護についての三好春樹氏出演のコーナー。

朝にNHKラジオ第一をBGMとして聞いている。今日の7時台には「介護の虐待を防ぐには」というシリーズの第4回目として、理学療法士の三好春樹氏が出演された。介護をするに際して、赤ちゃんの育児をするように扱えば良いというアドバイスは心に刺さった。自分…

病・人・社会(2)~人を支援する人が受け取るもの~(放送大学特別講義)

確かにpositiveな点は共通していると感じた。活動を続ける過程でpositiveになっていったと思う。 白石弘巳。石丸昌彦。人を支援する人が受け取るもの。統合失調症。2人へのインタビューを。竹野内睦子。グループホームづくりなどを。ユニークな活動を。仕事…

激しい恐怖。

私は1975年(昭和50年)に小学校に入学して1984年(昭和59年)に中学校を卒業した。この頃の大阪の高槻市の義務教育の学校には、現在の概念としての「不登校」はほぼ居なかったことを記憶している(ただ他の地域には居たかもしれない)。そもそも「不登校」…

「環境の日」と小さな地球。

今日6月5日は「環境の日」。英語ではWorld Environment Day。「地球環境デー」とも呼ばれる。1972年の6月5日に国連人間環境会議(いわゆるストックホルム会議)が開催されたことに由来する。スローガンは「Only One Earty」(「かけがえのない地球」と訳され…

ことばの礼儀作法 第2回「日常会話の点検(後編)」(放送大学特別講義)

日本語が覚束ない外国から来た人はたまに居るけど、半世紀も日本に居る人間が覚束ないのだから無理は言えない。敬語表現を全廃でもできれば良いけど、英語を公用語にでもしないと無理だと思う。 梅津正樹。斎藤綾乃。敬語。遣い方。敬語の基本から実践までマ…

羨望。

ナタリア・テイラー(Natalia Taylor)というアメリカ在住のインフルエンサーが居る(揶揄の意味は含めずInstagramやYou Tubeが膨大な人に見られているという意味で)。彼女はバリ島に旅行したということで優雅な写真をInstagramにUPして羨望を集めた。如何…

今日からの「歯と口の健康週間」。

今日6月4日から1週間は「歯と口の健康週間」である。 歯と口の健康週間(6月4~10日)|歯と口の健康週間|啓発活動|日本歯科医師会 上の頁の歴史の項を見てもらえれば分かると思うけど、戦前(もちろん太平洋戦争の前の意味だけど知らない方もいるかも…

ことばの礼儀作法 第1回「日常会話の点検(前編)」(放送大学特別講義)

聞いていて自分の言語運用能力に自信をなくしてしまった。ううみゅ。 どうもコミュニケーションがしっくりいっていないと感じる人が多い。価値観の多様化。同じ言葉でも意味が違う。勝手に想像して使う。コミュニケーションの場の多様化。言葉のズレに遭遇す…

元気。

「がんばれ元気」という漫画をご存知の方は、相当に歳を取られているだろう。私が小学生の頃に少年サンデーで連載されていたボクシング漫画である。小山ゆう先生の作品で、「あしたのジョー」に次ぐボクシング漫画である。その後にも踏襲されるハングリー精…

課題図書が来襲した件。

今年も読書感想文コンクールの季節が。 読書感想文全国コンクール公式サイト 例によって課題図書である旨の帯がつけられた書籍が来襲?した。弊店で最初に処理する役だったので眺める。かなり面白そうな内容のものも結構ある。しかしながら、当の青少年(小1…

幻の私小説家・藤澤清造(放送大学特別講義)

藤澤清造はともかく、西村賢太氏の小説は読んだら面白いかもしれない。 藤澤清造。西村賢太。苦役列車を始め多くの私小説を。自分の身辺に題材を取った。全くのノンフィクションとは違い。小説が入るので小説。自分が経験したことを書くが100%そのままでは…

熱狂。

昨春からのコロナ禍については誰もが語っている。今頃は2020年に東京でオリパラが行なわれて、それを踏まえて24年のパリのオリパラにつき語っている筈であった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、20年のオリパラは1年延期になった。今にして思えば2…

5月の売上高と来店されたお客様の数。

弊店が入居している百貨店では、毎月1日に朝礼が行なわれる(確か以前にも書いていると思うが)。コロナ禍の前は従業員を一堂に集めて行なわれていたが、今は密を避ける為に放送で実施される。今年の5月の売上高を今年3月と比較すると、50%を上回った程度であ…

編集者漱石(2)朝日新聞の時代(放送大学特別講義)

漱石を基点にして各々の作家を読み進めるのも面白そうに感じる。 長谷川郁夫。草光俊雄。編集者漱石。朝日新聞の時代。前回は編集者子規を中心に漱石と子規との交流を。編集の魅力を学ぶ。子規との切磋琢磨の中で作家として核みたいなものを成長させる。倫敦…

頑固さ。

私が長いこと住んでいる阪急高槻市駅のすぐ近くに、「がんこ高槻店」という飲食店がある。 最初に見たのは私が子供の頃だから30年以上は店舗があることになる。昨春からのコロナ禍で、アルコール類を出せなくなるなど営業に制限がかけられるようになっている…

弊店の営業再開。

マスコミでも大々的に報道されているからご存知の方も多いだろうけど、大阪府に発出されている緊急事態宣言が今月20日まで延長になり、百貨店などの商業施設に対す要請内容も変更になった。具体的には土日の営業を休止するよう要請されることに(「生活必需品…

編集者漱石(1)編集者子規(放送大学特別講義)

正岡子規の作品は俳句でも短歌でも触れる機会が殆どないけれど、様々な人間に決定的な影響を与えたのだろうと言える。 長谷川郁夫。作家と読者を繋ぐ。見えない読者に向けて制作している。どう読んでもらいたいか、どのように意図を。具体的に行動として示し…

教訓。

私の出身高校の先輩(と言っても旧制中学ということになるが)に経済評論家の長谷川慶太郎先生が居る。既に鬼籍に入られたけど。先生は旧制中学の在学時に日本の敗戦を経験して、なぜ破れたのかを元軍人に何人も聞きに行き、その経験が経済評論家の基盤を作…