F-nameのブログ

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2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

利き酒会の奇妙な夢。

昨日の未明に眠っていると奇妙な夢を見た(そもそも睡眠時に脳が動いていることが奇妙だとも思えるが)。何故か日本酒の利き酒会に私が出席している。会場は広く結構な人が居る。小さい杯に多くの種類の日本酒が満たされていて、私は順に嗅ぐがどれがどれだ…

教師の職場集団 -同僚性の形成-(現代日本の教師第14回)

私が学校教育を受けたのは大昔だけど、今のシステムとどちらが良いかは比較が難しい。社会の変化が要因となって、専門家集団も変化してきているのだろう。 油布佐和子。文部科学省の報道や中央教育審議会の報道への。これからの学校を担う教員についての諮問…

変節。

立花隆氏の「日本共産党の研究」を読んだことがある。 日本共産党の研究(一) (講談社文庫) 作者:立花隆 発売日: 2017/10/27 メディア: Kindle版 日本共産党の研究(二) (講談社文庫) 作者:立花隆 発売日: 2017/10/27 メディア: Kindle版 日本共産党の研究…

不織布マスクとseven eleven。

最近は白い布マスクを毎日のように洗濯をして使用していた。ところが汚れがなかなか落ちなくなった。悪い印象を与えるので、予め購入していた不織布マスク(「ふしょくふ」と呼ぶことは検索して漸くわかった)を着用。布マスクに比べて口元が暑くならず快適で…

労働組合法の世界(雇用社会と法第14回)

はっきり言って、連合には全くやる気がない。大企業正社員の利益集団になってしまっている。労働貴族を労働者の代表とされても困る。 道幸哲也。労働組合法。労働条件は集団的に決定される。組合法は労働組合を想定して。全体像と直面する問題を。労働条件の…

永遠の。

「永遠の0」という小説をご存知だろうか。今は講談社文庫で読むことが出来る。飛行機乗りとして先の大戦で亡くなった人間について、同僚だった飛行機乗りにインタビューをしに行くという作品である。太平洋戦争なんて実感がわかない(私もそうである)人間に…

未明の自転車置き場。

前の木曜日は京都駅付近のクリニックに通った。待合室で長居するのもどうかと思い(クリニック側でもスマホに連絡するから長く待つのは止めてくださいとHPに書いている)、未明に向かう。夏至に近いので4時半でもそれなりに明るい。というか殆ど蛭。 愛車(但し…

教育学の系譜(2) -現代教育学の流れ-(教育学入門第14回)

世に言う教育論は印象論がまかり通っている。誰でも経験したから語れる資格がある、という論法なのだろうか。 永井聖二。岡崎友典。教育学は人間形成の過程とそれを意図的にする過程と。人間の文化と社会全体に。研究の方法は多彩。系譜を振り返り課題や学問…

尊敬。

年長者を尊敬しなければならないというのは日本社会の掟になってしまっている(他の国の事情は知らないが)。そのことが益になる場合。それは年輪を重ねて経験を積んで、年少者の知らない側面を熟知してそれを活かすことが出来る状況だろう。それは否定しな…

根深い人種差別。

ワシントンで“最大デモ” 全米各地で人種差別抗議(20/06/07) 適当にニュース映像を切り取ったが、驚いたのはコロナウイルスが蔓延しているにも関わらず密な状態になっていること。アメリカでは10万人以上が亡くなっているが、下手したらパンデミックが起こる…

運動処方概論(スポーツ・健康医科学第14回)

日頃運動をしていないことが身に沁みる。ううみゅ。 大西朋。運動は健康に有益なのは多くの研究で。健康日本21で基準も。適切な運動を。効果が上がらないばかりか障害にも。安全に効果的に。運動処方の説明。作成の際の留意点についても。00年に健康日本21が…

美学。

美しさは何処から現れるのだろうか?例えばモナリザの微笑を何故美しいと感じるのだろうか?ひとつには見ている人間の方が、モナリザは美しいと判断しているから美しいと感じる、要は美しさの基準を見ている側に置く考え方がある。それに対して、モナリザは…

今の腰痛と2年前の顛末。

2日ほど前から腰が痛む。2年前の1月も腰を痛めて会社を休んだことがあった。 最初は食生活を疑っていたらしい。まあファストフードがあまり身体に良くないのは確からしいが。 動けないので姉に連絡して車で病院に行ったことを思い出す。日頃から前を通りがか…

高齢者を地域で支える -新しいステークホルダー(高齢期の生活変動と社会的方策第14回)

NPOなどは継続できるかどうかが課題になっていくと感じる。 山本美香。地域福祉の新しい担い手。高齢者を地域で支える。支援型団体。近年大きな力を。NPO。非営利活動組織。98年に法律が制定。法人格を持つ団体も。ボランティアの一種だが。メリットも大きい…

精神。

日本は精神主義が強いと言われることがある。心構えが重要なのは古今東西に限らないと思う。それにevidenceがある研究成果も見たことはない。何故に精神主義が蔓延っていると言われる理由は、大東亜戦争(呼称は人の思想により違うが)を大和魂で戦うことにな…

世界環境デーと弊店。

今日は世界環境デー。日本では環境の日とも言われる。72年のストックホルムでの会議がきっかけで出来た記念日。私の幼少期になるが、高度経済成長の負の遺産としては大気汚染などの公害が酷く、克服するのは無理だとの議論が大真面目に交わされていたのを記…

精神科治療(2)(精神医学特論第14回)

Interviewが示唆に富んだ。 石丸昌彦。精神療法。言葉を介して精神に働きかける。サイコセラピー。心理療法。広く大きな意味で。そもそも言葉を媒体として関係を作る。励ます忠告する相談にのるという営みが。高度に分化した精神療法にも。精神分析療法と行…

のぞみ。

東海道山陽新幹線に「ひかり」「こだま」に続く特急名を考えるには色々と経緯があったようだ。戦後に東海道本線の修学旅行専用列車に「きぼう」という名称が用いられていたのを記憶している(恐らく乗車したのだろう)関係者が多く、漢語を和語にしたとされる…

六四天安門事件から31年。

今日は六四天安門事件から31年目にあたる。相変わらず中国政府は事件を白日に晒すことをしていない。そして風化させようとしている。31年前はソ連のペレストロイカやポーランドの連帯など社会主義国の改革が進行しており、天安門広場に集まった学生たちもそ…

死(心理カウンセリング序説第14回)

そもそもカウンセリングというものに科学性を求めるのは間違っているのかもしれない。 森さち子。大場登。死の臨床。喪の仕事。死についての検討。死ぬことの絶対的事実。フロイト。重さは人間存在そのもの。エロスというのは様々な神話の冒頭に。死が神話に…

期待。

「期待の新人」というフレーズが日本では良く用いられる。類似表現としては、「期待の新星」「期待のホープ」などがある。マスコミはこれまで取り上げられていない素材を追い求めている。単に人物を取り上げただけでは、知っている読者には注目してもらえな…

見知らぬ作業員の横行。

いつも通うコンビニにeat-inのspaceが復活したので、昼休みはそこで暮らしている。blogを書いていると、黄緑の作業着を着用した方々数人が「トイレ使いまーす」と大声を上げて入ってきた。入口の側にレジがあるのにも関わらず店員さんには何も許可を求めずに…

生活経済と環境(生活経済学第14回)

価値観を変えるのは容易でないかもしれないが、将来に亘り生活を継続していくには欠かせない。 重川純子。環境問題。環境政策や制度。持続可能な生活。自然の循環と人の生活との関わり。自然を基盤に。自然界の様々な資源を採取して様々な活動に利用。かつて…

スパイ行為。

恐らく日本人に一番馴染みが深いスパイはリヒャルト・ゾルゲ氏ではないかと。ソビエト連邦は日本と朝鮮半島や満州地域などを巡り勢力圏争いを繰り広げていた。いわゆる帝国主義国家間のそれである。恐れていたのは日本陸軍が戦争を仕掛けることであった。日…

針を動かす妖精さん。

今日は早起きしたが、家事やnet checkをしていると眠くなりBGMを聴きながら二度寝する。起き上がると7時40分。少しは疲労が取れたかなと思いiPhoneを見ると、何だか違和感を覚える。良く見ると画面最上部の中央の時刻が7時30分になっている。下にiPhoneの画…

心から状況へ -認知行動的アプローチ(臨床心理面接特論(1)第14回)

力動的心理療法と行動療法的アプローチ、双方のアプローチについては理解しておいた方が良いかもしれない。 大山泰宏。心の変容を目指す。1つの特徴。人間の心や精神の存在を前提として。力動的心理療法。行動や考えや感情など。クライアントの葛藤やコンプ…

希望。

東京都知事の小池百合子氏は17年9月に政権奪取を目指して「希望の党」を立ち上げた。驚いたのは野党第一党の民進党の前原誠司代表が、自らの党を解散して合流したことである。この時点でどのマスコミも自民公明の連立政権が崩壊すると書き立てた。ところが小…

元の木阿弥?の阪急電車。

緊急事態宣言が解除されてから暫く経過。徐々に街の様子も元に戻りつつある。朝に阪急電車に乗ると、大昔(大袈裟かもしれないがコロナ渦は長かった)と同じくらい混んでいる。いわゆる流行語で言うと密である。マスクは着用しているが、感染防止に効果はある…

武力行使の規制と国際安全保障(国際法第14回)

極めてきな臭い分野の話。まあ自衛隊が外国へ出ている現状を考えれば、国際法がどうなっているのかは理解すべき。そもそも国内のアクターが正確に把握しているかは怪しいし。 柳原正治。伝統的国際法の元でと違い、武力不行使原則。集団安全保障は理念通りに…

エピクロス主義。

哲学者エピクロスやその弟子たちの思想信条のこと、とするのが第一義的な意味である。ところが「エピクロス主義」というのは別の意味で使われていることが多い。一般には享楽主義の意味で用いられる。しかしそもそもエピクロスは享楽主義に走っているわけで…