F-nameのブログ

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2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

31年前の平成初の成人の日。

今日は成人の日。私が20歳で成人の日を迎えた1989年に於いては、成人の日は1月15日で固定されていた(1月の第2月曜と記憶している若者は多いだろうけど)。冷静に考えれば、1989年(昭和64年)に昭和天皇が崩御されたのが1月7日なので、その8日後に式典が華々し…

環境問題と経済学(環境と社会第4回)

経済学で制約条件の議論は後回しにされがちだけど、今後は真っ先に考える必要があるのかも。 植田和弘。環境問題と経済学。現代の環境破壊の具体的形態。環境汚染、アメニティ破壊、自然破壊。環境の基本的諸機能。生命サポートシステムなど。互いに影響しあ…

勇敢。

アメリカでトランプ大統領が就任してから特に顕著だと思うが、中華人民共和国に対する包囲網が西側の民主主義国家(但し民主主義と言っても様々な形態があるが)の間で勇敢にも敷かれている。「勇敢」と書いたのは、対中貿易が制限されるリスクを敢えて犯す…

しばれる今冬。

今年の冬は凍れる(「しばれる」とiPhoneて書いたら漢字に変換した)。私の住む高槻市は京都市に近いので、子供だった昭和後期には氷点下になったのはよくあったが、ここ数年はそれほど冷えることは無かった。今冬は寒気団が南下するのが頻繁になり、今朝も氷…

コーパスに基づく自然言語処理(自然言語処理第4回)

日常的に自然言語処理はバックグラウンドで使われているはず。その原理を学ぶのは必須なのかもしれない。 黒橋禎夫。コーパスに基づく自然言語処理。文を単語に分解する形態素解析。単語辞書に登録されていない二次語をどう扱うか。系列の処理。前提となる重…

滑稽さ。

明治時代とそれ以前の時代を分かつものは色々とあると思うが、新聞というメディアが誕生したのもその一つ(書いていて私は新聞部に属していたのを思い出した)。その新聞の中に、明治時代に宮武外骨が実質的な発行人になっていたのが「滑稽新聞」であり一定…

飲食店の営業制限とテレワークの推奨について。

首都圏で緊急事態宣言が発出されたのは誰でも知っているし私も何回か書いている(関西圏でも出される見込み)。去年の1回目と違アナは、飲食店にターゲットを絞り、企業などのテレワークを推奨するのが強調されていることである。飲食店の夜間の営業時間を短く…

心のはたらき2:行動論と認知論(臨床心理学特論第8回)

様々な療法が絡まっていることが理解できた。結果だけ取り出すことができればよいのだろうけれど。 小川俊樹。心のはたらき。行動論と認知論。パラダイム。無意識論との関連で。反無意識論で共通。現代の心理学はブントから。自然的心理学から経験科学として…

幸福。

幸福であることが人生にとり重要なことであるのは、現在では疑いがないと思われる(そうでない時代もあったのは忘れ去られている)。「幸福経営」なんていうものも提唱されている模様。まあそれは良いとして、「幸福である」という状態をどうやって測定する…

医療崩壊とミスド。

昨日の夕方に首都圏で緊急事態宣言が出されたと思えば、大阪府でも宣言が発出される状況になっている。東京都で感染者が2000人を超えたのには驚いたが、大阪府も安心出来る情勢では無い。府もベッド数などを増やそうとしているが、重症者の数が超える可能性…

心のはたらき1:意識と無意識(臨床心理学特論第7回)

ユング心理学を突っ込んで学んでみるのも良いのかもしれない。今更evidenceのない学問をするのはどうか、と突っ込まれるかもしれないけれど。 大場登。フロイトにおける無意識の発見。ユングの無意識論。フロイトとの共通性。エディプス・コンプレックスが普…

善良な。

昨日に続きblog内で検索をかけると、Twitterの書き殴りをblogに転載していた10年前のentryを発掘した。17時36分に「若者の暴徒化」とか書いている所に引っかかった。 私は平成の初めての成人式に参列したのを記憶しているが、そんな昔でも式典で喋りまくる人…

緊急事態宣言の発出。

首都圏では緊急事態宣言が夕方に出たのではないかと思う(今このentryを書いているのは昼休みだけど)。昨年の4月に宣言が出て以来、covid-19絡みで出るのは2回目。経緯を知る限りでは前回と内容を変えて、飲食店に規制のfocusを絞る模様。しかし補償は雀の涙…

議会・政党・選挙(日本の近現代第4回)

システムだけ導入しても思想の内実はなかなか定着しないものであるらしい。今でも無理なようかもしれない。 有馬学。議会政党選挙。議会や政党、選挙は今日では政治制度の根幹に。明治時代に輸入。明治23年。10年後は政友会という巨大政党が。伊藤博文が代表…

冒涜的な言葉。

11年前のentryが発掘出来た(まあblog内で検索をしただけだけど)のでリンクを貼る。 最近は派手なBGM(としか言いようがないが違う形容が適切かも)で走り回る極右の集団は見なくなった。少なくとも高槻周辺では見ない(大阪市や京都市は事情が別かも)。ど…

成人式の様相と今後。

働いている百貨店(と言ってもテナントとして入居しているだけだが)のバックヤード(従業員通路)に、高槻市の成人式のポスターが貼られている。 covid-19が依然として蔓延して感染拡大が止まらないせいか、二部制にして各回475人しか新成人は入場させない(別室…

異言語との接点(1) -第二言語という異言語-(異言語との出会い第4回)

言語学の話は面白かったが、結論はある意味では身も蓋もないところ。楽をして「外国語」の習得は出来ないのが事実なのだろうと思う。 大橋理枝。第二言語習得。金沢陽子先生。ずっと英語を教える立場。かれこれ30年以上。英語を教える教員は英語教育が専攻で…

暴言。

現在は対人サービスが絡む職務が増加していると言われる。昔より多いというのはともかく、小売業など経済社会における比重が高いのは事実である(私の今の職務も小売業である)。対人サービスにつきものなのが、お客様の暴言である(弊店では少ないが)。私…

頻繁に鳴る間違い電話(正確にはFAX)。

今日は仕事が休み(弊店自体の休みは元日以外は無くなったが)であった。netやTVを見てもCOVID-19絡みの問題が深刻になったことが散々語られる。情報を受け入れ続けるのも疲労の蓄積のもとになる。少し横になろうと思い倉木麻衣のライブ音源を聞きながら仮眠…

トピックス:心理臨床の現場から -(2)医療機関(精神科)(臨床心理面接特論(2)第4回)

規模が大きいと様々なプログラムに参加できるのは良いと思える。私の地元では様々な社会資源を活用しないといけない。整理の必要性があるだろう。 心理職の業務。単科精神科。医療機関も様々。各地域にある保健所や精神保健福祉センター。精神科病院。精神科…

叱責。

パワー・ハラスメント、という単語はすっかり職場に定着した。上司が部下に対して行なうことが多いが、上司は業務上のミスなどについて叱責もしなければならない。何も怒れないとすれば会社の業務は回らなくなる。ただ度が過ぎて部下の人格にまで及んだりす…

聖教新聞の一面TOP。

私の家には聖教新聞が朝のポストに入っていることは書いた(なお購読料は払っていないがどうなのだろう)。一昨日と昨日はTVで箱根駅伝を観ていた方も多い(視聴率の平均は30%以上だそうだ)けど、創価大学がTOPを走り続けると予想していた人間は1人も居ないので…

中国近世の士大夫政治と皇帝専制政治(東アジアの近世近代史研究第4回)

なぜヨーロッパみたいに産業革命が起こらなかったかの説明には欠けるところがある。そもそも政治とどれほど関係があるかどうかだけど。 夫馬進。士大夫政治。皇帝専制政治。中国近世の士大夫という階級。政治に何を?皇帝専制政治とは?明を建国した洪武帝。…

非難。

「貧困の犯罪化」と言われる概念がある。経済状態なんて人それぞれなのに、何故に犯罪と見做すのかと疑問に思われるだろう。しかし貧困になるのは個人の責任だという自己責任論が社会の根底にあるという考えは、一般に膾炙するものではないかと思う。となる…

誰も知らない?巨大空母「信濃」。

昨日のentryでは、旧海軍の巨大戦艦2隻(のドキュメンタリー)について書いた。 それで今日の朝にまたNHK-BSを眺めていると(しかし時間の浪費になりかねないが)、今度は巨大空母「信濃」についてのドキュメンタリー番組を放映していた。ひらがなではなく漢…

心理療法の器(2)(臨床心理面接特論(1)第4回)

内と外とのバランスが大事なのは心理療法に限らず日頃のコミュニケーションにおいても必要だと感じた。 日常的な空間と時間との差。非日常的な自由にして保護された空間。クライアントに対する深い理解を。自由を保障するために。ただ巻き込まれるのではなく…

偏狭な信心。

私は創価学会員であるのだが、創価学会の実勢はかなり弱っているらしい。というのは、参議院の比例区の公明党の得票数(政党名が書かれたものと候補者名が書かれたもの双方を合わせて)は2019年は653万6336票であったが、前回より100万票以上減らしているか…

旧大戦での巨大戦艦2隻の運命。

正月早々世間は騒がしいし身辺にも色々とあるのだが、今日は違う話題を。 NHKのBS放送を眺めていると、軍艦武蔵と軍艦大和のドキュメンタリー番組を今朝に続けて放映していた。と言われても分からない人も居るだろうけど、大東亜戦争(これは日本側の名称で…

小説の分析 -物語から小説へ(文学批評への招待第4回)

古典とされる小説なんで読むより現代小説の方が面白いと思っていたのだが、認識を変えないといけないかもしれない。川端康成を忌避するどころではないかも。ノーベル文学賞は三島由紀夫に与えるべきだったかもだけど。 野崎歓。物語と小説。ダイナミズム。異…

獣性。

日本陸軍の一般の兵(下士官兵とも言う)の平時の生活単位として内務班というものがあった。そしてその内部では私的制裁という一種のイジメが横行していた。多くの男子が召集されて内務班に配属されるが、大半の者が私的制裁を経験している。呆れるほど多彩…