F-nameのブログ

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2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

音の響き(音を追究する第9回)

良いコンサートホールで聴く音楽は、独特の響きがあるものなのだと思う。 千住キャンパス。今いる場所。東京芸術大学の千住キャンパスのスタジオB。Aより少し狭い。14畳くらい、天井が4.5メートル。音を出すようなアンサンブルの授業や録音、ドラマなどのセ…

専心。

研究に専心する、などと用いる。昔の大学教授は気楽な稼業とされるのが一般的なイメージであった。自分の関心がある分野の研究に勤しんでいればそれで足りるという。まあ太平洋戦争前の遥か昔なら実態を示していたと言えるかもしれない。しかし私は88年に京…

東日本大震災の報道で語られないこと。

東日本大震災から今日で9年が経過した。報道では新型コロナウイルスに加えて震災絡みが多く語られる。復興が進んでいるのと進んでいないのと。当然ながら復旧は進んでいる。常磐線が全線復旧するのも明るいNEWS。しかし避難者数は数万を数えるし、福一もスケ…

成人保健・老人保健(公衆衛生第9回)

年齢が大台を超えたので、私にとっても他人事ではないと感じる。 田代孝雄。ライフスタイルの変化、疾病構造の変化。介護を必要とする人々の増加。生活習慣病対策。57年の成人病の定義。脳卒中、癌、心臓病など。加齢に伴い罹患率が高くなる。成人病は40歳前…

欲しがること。

00年頃にnifty serveというパソコン通信(Internetの前身のようなもの)のオフ会に何度か参加した。FAIRTERMという通信ソフトの同好の士の集まり。秋葉原や日本橋、大須といった電気街を巡回してパソコンや周辺機器などを物色して盛り上がる。調子に乗った人は…

75年前の大虐殺。

今日は3月10日。東京大空襲から丸75年になる。太平洋戦争(別の言い方もされているが)でのアメリカ軍による日本本土空襲(そもそも沖縄県は本土に入れないことが多いがどうなのだろう)の一環である。東京の市街地が焼き尽くされて10万人以上の一般市民の死者が…

心理アセスメント1:知能検査と発達検査(臨床心理学特論第17回)

何回か心理アセスメントを受けたことがあるけれど、検査の完成には膨大な時間がかかるのだなあと改めて感じる。 教育領域、知能検査のニーズが高まっている。特別支援教育の導入に伴い。ウィスク4。ウェクスラー式の日本版の。知能検査の開発。知能検査の歴…

無感覚。

「何にも興味を感じないこと。」とアランは書く。フランス語ではAPATHIE。英語ではapathyに相当するだろう。今はどうなのかわからないが、私が居た頃の大学生にはスチューデントアパシーstudent apathyという症候群が一定の大学生に広がっていた。学業に興味…

存在価値のないcontest。

R-1グランプリが昨日に開催されたそうだ。TVの中継を見たことはないし、たぶんこれからもないと思うけど。今年は新型コロナウイルスのパンデミックpandemicを恐れて無観客で行なわれたとのこと。幾ら大事なコンテストcontestとはいえ、漫才もやりづらかった…

消費者の食品選択行動と市場(フードシステムと日本農業第9回)

日頃の情報処理は随分と簡略化されているなあと改めて感じる。 鬼頭弥生。食品選択行動。農業や食品産業に影響する。低価格の品ばかり購入すると、費用が切り詰められる。再生産が困難になることも。行動に至る意思決定。価格をどのように判断し品質を如何に…

心配。

この前に苦悩については書いた。 アランは、心配は苦悩と異なるとして次のように書く。「心配においては生理的感動があまり感じられない。しかし、医者はそれをいつも見抜くことができる。」医師にしてみれば、苦悩というのは人間存在の有り様、又は社会的な…

信じられるものは何なのだろうか?

近頃はどうしても話題が新型コロナウイルス絡みになる。netを見ていても様々な話が流布される。Twitterがデマをバラまく原動力になっているとの見解は正しい。しかしTwitterが駄目ならFacebookは良いとかYahoo掲示板なら大丈夫だとは断言することも出来ない…

児童期の発達:自己概念と社会性(発達心理学概論第9回)

大人になっても児童期に育むべき能力が欠如している人が多いのは何故だろう? 児童期の自己概念と社会性。幼児期から児童期へ、より大きな世界へ。児童期になると仲間や友人関係がより。習い事などで地元以外の大人や友人が。行動範囲が広がる。自己について…

動物性。

人間は動物の一種であることは最近も書いた。そもそも現代の自然科学の知見からは、類人猿から進化を遂げてホモサピエンスになったとされる。まあキリスト教の聖書の通りのことが現実にも起こったと考える人もいて、その場合は猿から進化するのは奇妙だと主…

春場所の「死」。

少し前のことになるが野田秀樹氏が「演劇の死」について意見書を自身のホームページで発表されている。リンクを貼るので一読をされればと思う。 書かれている通り、観客が居ないことには演劇は成立しない。私は高校の文化祭で役者をやった程度の経験しか持ち…

健康づくりを支援する理念と方法および支援環境整備(コミュニティヘルスケア研究第9回)

自分が健康になるだけでは充分ではないのかもしれない。確かに自身のことを優先するべきなのだろうけれど。 健康づくりを支援する理念。方法。支援する環境整備。基本理念。新しい健康概念に基づく。新しい理念を。住民の健康学習の推進。住民第一主義。情報…

苦悩。

アランは書く。「息も止まるほどの極度の注意から出てくるもの。」確かに苦悩に無縁な人は、何事にも注意を払うような人間ではない。拘りを持たないと言えようか。更にアラン曰く、「結果を意識すると、さらにひどくなる。」何でも意識をし出すと、苦悩は止…

セキュリティsecurityなきサービスは廃れる。

今朝の通勤途上、何時ものように銀行を通りがかると、夜間金庫のブースが閉まっていた。サービスが2月に終了した旨の通知が。 20年前に私は阪急三番街という阪急梅田駅下のショッピングモールshopping mallで警備員として働いていたのだが、テナントさんは営…

アジア経済の現状と課題(アジア産業論第9回)

中国とインドに本当に問題は無いのだろうか。確かにマクロ経済的に弱点は無いのだろうけれど。 朽木昭文。アジアのおかれた経済概況。マクロ経済の概況、マクロ経済の安定化の度合い。産業構造の高度化が必要。前提としてアジアの幾つかの国が中所得国の罠に…

天使。

フランス語の原語では「ANGE」。恐らく英語で言うAngelと対応するのだろう。アランの断想の翻訳を読んでいて奇異に感じたのは、天使を彼と受けていること。ANGEは男性名詞なのだろうか?翻訳する際には意識しなければならないポイントなのは確かなことだけど…

謎の小さいブース。

久し振りに阪急高槻市駅前(厳密には場所的には違うが徒歩1分なので構わないだろう)のからふねや珈琲店でモーニングセットを食す。まあ朝の11時まではパフェparfaitは食べられないけど。今日はフレンチトーストFrench toastは売り切れたのでノーマルなtoastを…

科学は文化だ---科学技術週間60年の変遷にみる日本の科学と社会(放送大学特別講義)

大阪市立科学館にはリニューアルされてから行っていない。科学を理解する為にも行かなければ。 日本科学未来館。東京のお台場。館長が毛利衛。人工衛星からのデータ。地球の姿。多くの人と共有。ジオ・コスモスなども。大人や外国人も。科学技術を文化として…

自尊心。

成功哲学や通俗的な心理学の書物では自尊心は必須とされている。英語ではself-esteem。まあ自分自身が自分というものに自信を持てないとなると、最終的には自死に追い込まれる可能性が高い(そうでなくても生命である限り人間の致死率は100%だけど)。それは常…

pandemicでの経済縮小の恐怖。

昨日の帰路に或る書店に立ち寄ると、入居しているショッピングモールshopping mallの入口にこのようなお知らせを見かける。 要は営業時間の短縮を当分は実施するとのこと。月曜日からの学校の一斉休業で従業員の労務の供給が減っているのが原因か、それとも…

情報マネジメントと意匠権・商標権(情報法3)(技術マネジメントの法システム第9回)

知的財産権の組み合わせは奥が深いように感じる。突っ込んで勉強すると面白いかも。 designへの意匠権。ブランドへの商標権。活用方法。デザイン戦略やブランド戦略。情報関連法の知的財産法。特許法や実用新案法。知的財産法の重要性。活用が重要。意匠法と…

愛。

阪急電鉄系の警備会社で働いていた時に、梅田駅の1階コンコースで新車の展示の警備を夜通ししたことがある。何しろ新車を展示するので、傷がつくと販売に影響が出るから。BIG MANという大画面のモニターmonitorがあるのだけれど、阪急電鉄系なので宝塚歌劇の…

HERO、HEROになるとき、あっあー、それはいまー♪

ここ数日は疲労が抜けない。仕事をする時間は日頃と変わらない筈。晩に仕事を終えて帰宅しても、家事をする気にはなかなかなれない(何とか遂行しているが)。睡眠を取り朝に目覚めてもなかなか起き上がれず。疲労感も残る。それが抜けないまま出勤を。まあ職…

心理療法とコンステレーション(臨床心理面接特論(2)第9回)

全体を見て位置づけをしていくことが、現実の世界を生きるのには大切なのかもしれない。 コンステレーション。星座のことを言う。夜空にオリオンを見たりする。星々を地球から見上げて同一平面上にあるかのように、意味在るものとしてみなす。色んな出来事が…

友情。

大人になってからでは友情を育てることは難しく、中学から高校、大学の間に育てるのが宜しいとされることが多い。そしてその友情を大切に持ち続ける、という訳である。社会に出てからの人間関係は、どうしても利害関係が入ってしまい友情になり辛いとされて…

飢饉は止まず。

今日の朝に撮影した写真。 通勤路にある阪急側のスギ薬局に30人以上の行列。恐らくマスクを求めて。マスクを着用している大半の人は備蓄が無くて困っているからだろう。ただ、並んでいるだけで感染する危険があるのが悩ましいところ。 もう一つのスギ薬局で…