F-nameのブログ

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2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

京王線事件と地下鉄サリン事件。

一昨日と昨日に続いて、去る10月31日に起こった京王線事件について。その日は総選挙の投票日で、時間帯が各TVラジオ局の選挙特番に被ってしまいほぼリアルタイムでの報道は無かったが、Twitterのtimelineは事件絡みのTweetで溢れていた。私は1995年3月20日の…

技術経営とは(技術経営の考え方第1回)

技術開発に日本企業は長けてきたけれど、これからはどうだろうか。技術マネジメントの観点はますます必要になるだろう。 宮崎久美子。技術経営とは。重要になった背景。近年の技術戦略。歴史的背景。様々な視点と構成を。21世紀においてイノベーションが競争…

謙虚さ。

俗に刑事事件で「検挙」という言葉が使われるが、法律上の用語ではなく意味内容も特定されるものではない。犯罪を犯したと思われる人間を任意同行で警察署に連れていくのも「検挙した」と言われることもある。ただこの場合「逮捕した」とは言われない。あく…

Halloweenを巡る日本社会と京王線事件。

今年の10月31日に(まあ昨年の10月31日のことは一般的には記憶していないだろうが)、姉から「happy Halloween!」とLINEが来た。Halloween絡みのLINEを私は初めて受信した。というか電子メールでも郵政省メール?でも電話でもFAXでも(まあ我が家にはFAXはない…

AIの誕生と1960年代第1次ブーム(AIシステムと人・社会との関係第1回)

80年代末にAIについての書籍を訳も分からずに購入したことを思い出す。それは第2字のブームのときだった。なせ関心を持ったのだろうか。 山口高平。中谷多哉子。AIの誕生と60年代第1次ブーム。AIのシステムと人社会との関係性。AIはここ数年で大きく進歩。AI…

慈悲。

元々は仏教の言葉。慈悲が動機となり仏教界では貧困に喘ぐ者たちへの様々な社会事業が、奈良時代の行基を始めとして実施されてきている(もちろん「社会事業」の言葉自体は明治になってから使われたのであろうが)。戦後の日本国では政教分離の原則があるので…

今朝の九州新幹線での模倣犯とその対策。

今日の朝に九州新幹線の車内で床を燃やそうとした人間が居て、現住建造物等放火未遂の疑いで現行犯逮捕されている。幸いなことに怪我人は居なかった模様である。去る10月31日に首都圏の京王線で多数の負傷者を出す事件があったが、その模倣犯であるという報…

生活ガバナンスとは何か(生活ガバナンス研究第1回)

私が子どもの頃に比べても個人化の傾向は進んでいると言える。地域に根ざした生活を作り上げる必要があるのだろう。 宮本みち子。生活ガバナンス。科目のねらいと社会的背景。用語の意味と必要性。公共空間で主体的に参加するイメージを。生活ガバナンスの用…

悲惨さ。

1964年に1回目の東京オリンピックを開催することが決まり、10月10日を開会式の日に決定した(今年と違い真夏で無かったのは幸いであった)。統計的に晴れの特異日だから10月10日を選んだとされているが、当時の統計では違っていたという説もあるようだ。今日の…

六法という鞄を重くするシロモノ。

今日の昼のentryでは民法の放送大学の講義の第1回を書き殴りした。 放送大学では印刷教材というテキストブックが用意されていて、それを手元に置いて放送を視聴することになっている。それで民法の科目では、印刷教材に加えて六法というシロモノが必要である…

市民生活と民法(民法第1回)

初めから抽象的な議論だなあと学生時代を懐かしんでいる。今更だが教育方法を工夫すべきでは? 円谷峻。鹿野菜穂子。市民生活と民法。前もって印刷教材を読んでおいてほしい。指摘された条文についても読んでおいてほしい。成果として条文を正しく理解できれ…

メシア。

「メシア」とは「救世主」の意。元々はヘブライ語であり、ユダヤ教から派生した宗教で人類を導く人物とされる。私は半世紀あまりを生きているが、日本では閉塞感に満ちた時代であるという認識が続いていて、メシア待望というか救世主を求める雰囲気が満ちて…

百貨店での買取専門店のオープンと雑感。

弊店が入居する百貨店に於いて、買取りの専門店がオープンした。百貨店だけで入居したり催物をしたりするのがセールスポイントsales pointになっているチェーン店である。買取りの対象は高価な品物だけでは無く、切手やテレホンカードのような品物も含まれて…

リハビリテーション総論(リハビリテーション第1回)

家族のリハビリについての会議では様々な職種の人が集まっているのに驚いた。先に把握すべきことだと認識を新たにした。 金田嘉清。リハビリテーションとは何か。対象とする障害の社会モデル。チームアプローチ。リハビリテーションの概念。歩行の訓練をして…

憂鬱。

もう11月に入ったのだから充分なほど冬であろう。仮に今が寒くなくてもそのうちに寒くなるだろう。冬になると冷たくて憂鬱になると頻繁に言われる。しかしながら、私は春が過ぎて5月頃に熱くなると憂鬱になる。梅雨に入ると更に酷くなる。それから猛暑になる…

京都の東山の紅葉の話。

そうこう忙しく走り回っているうちに11月に突入して5日目になる。今日の毎日新聞の朝刊一面には京都の永観堂の紅葉の写真が掲載されている。やや小さいが紙面を大々的に占める訳にもいかないだろうけど。 10数年前の話だけど、職業訓練校のクラス皆で京都の…

教育行政と学校経営の展開(教育行政と学校経営第1回)

シルバー民主主義では教育予算が少なくなりがち。そもそも子どもに参政権が無いのが問題で、保護者に代理で行使させるなどの制度設計が必要かも。 村上佑介。教育行政と学校経営の展開。現代の日本の教育が直面する教育課題について何をすべきかを。教育行政…

誇大妄想狂。

太古の昔の大学受験の勉強法についての書籍の中には、受験生の誇大妄想狂を活用した?勉強への動機づけの方法を描いたものもある。例えば京都大学の時計台を背景にした自分の写真(現実に行けなくても画像を加工したものでも可)を何回も目にして、如何にも…

bay areaの開拓に。

過日に大阪湾ベイエリアbay areaまで所用があり出かけた。 高槻から阪急と大阪メトロ堺筋線で堺筋本町駅まで。既にホームドアが設置されていた。 中央線に乗り換えコスモスクエア駅まで行く。私が幼少の頃は大阪港駅までしか開通していなかった。ちなみに反…

セルバンテス『ドン・キホーテ』(ヨーロッパ文学の読み方ー近代篇第1回)

「ドン・キホーテ」という名前は皆が知っているだろうが、逆に言えば名前を知っているだけに留まる。読んでみたいと思う。 野谷文昭。セルバンテス「ドン・キホーテ」サンチョ・パンサ。巨人ともが30人ばかり。戦利品で裕福に。悪の種を除くのは神の意志。巨…

平凡さ。

私が小学校に入学したのが1975年4月で中学校を卒業したのが1984年3月である。日本の芸能界では丁度アイドル歌手が全盛を誇っていた時期に合致する。アイドル歌手に熱中していたティーンエージャーが競って買っていたのが月刊雑誌の「明星」と「平凡」であっ…

文化の日と祝日になる基準についての雑感。

今日11月3日は文化の日という祝日である(当然だが日本での話であり他の殆どの国では祝日ではない)。「国民の祝日に関する法律」で定められている趣旨としては「自由と平和を愛し、文化をすすめる」となる。折角調べたので、内閣府のHPの中の「国民の祝日に…

史観・安全安心論(公共政策第1回)

このエントリーを書いているのはコロナウイルスの感染が拡大している頃。社会全体の対応は進んでいるのだろうか。 御厨貴。史観、安全安心論。一応、印刷教材とは違う内容。震災後、災後。それを実は遡ればどうなるか。さかのぼり災後史。近未来の話。今の話…

不満。

小売業である私の職場環境からはなかなか推し量るのが難しいことだが、テレワークが定着して「しまっている」職場もこのコロナ禍では多いと思われる。上司にとっては部下の不満を吸い上げるのがマネジメントに於いて大事なことであるのだが、部下がテレワー…

枝野代表辞任についての雑感。

立憲民主党の枝野代表が辞任するとのことである。まあ14議席も減らしたのだから当然のことだけど(自民党も減らしたけど予想より減少幅が小さかったので岸田総裁の辞任は無い模様である)。野党統一候補を擁立するという戦略を枝野代表は採用した。それは二…

環境のなかで生きる企業(経営学概論第1回)

不確実性に対処するには経営戦略が必要と考えるのは、ある種のパラドックス的な思考かもしれない。 山田幸三。環境の中で生きる企業。企業は何らかの生業、仕事、企てる仕事。日常生活に必要な商品やサービスを。雇用機会を提供し地域などに貢献。収入を得る…

狡猾さ。

アフガニスタン政府の副大統領だったアブドルラシド・ドスタム(Abdul Rashid Dostum)氏は狡猾さで同国の政界を泳ぎ回った人物である。旧政府の内部では軍閥など対立が激しかったが上手く立ち回ってきている。ただ一貫してイスラム主義組織のタリバン(Tali…

衆議院議員選挙の結果についての雑感。

衆議院議員選挙の最終的な結果が今日の未明に判明した。昨日の夜に就寝する前、TVの各局では自民は過半数すれすれ、立民は議席を増やすとの予測が立てられていた。投票日の出口調査も踏まえてのものである。それで今朝になってみれば、自民の議席減はかなり…

朝鮮の歴史と社会を学ぶにあたって(朝鮮の歴史と社会ー近世近代第1回)

差し当たり政治的スローガンを元にして都合の良い事実を探し求めるという研究手法は否定されるべきだけど、徹底するのは難しい。 須川英徳。月脚達彦。三井崇。朝鮮の歴史と社会を学ぶにあたって。朝鮮半島の歴史研究入門。朝鮮半島の歴史。高麗時代から日本…

悪意。

或る人が分譲地の一画の土地を購入してそこに一軒家を建てて20年以上住み続けていた。それだけならありふれた話だが、問題はその人が隣の(つまり自分の所有ではない)土地に一軒家を建ててしまっているのに気がついていた(らしい)ことであった。通常はその…